U12 全日Bチーム JFA第44回全日本U12サッカー選手権大会 兵庫県大会 1回戦・2回戦  田代・谷本

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■2020年11月15日(日)
■三木防災公園 第1・第2球技場 天然芝コート
■20分ハーフ×2試合

【1回戦】
vs猪名川FC(北摂第5代表)
2-1(前半2-0)

【2回戦】
vs御津サッカースポーツ少年団(西播磨第2代表)
1-4(前半1-3)

(田代)
足りなかったこと。
できなかったこと。
やりたかったこと。

今思えばたくさん思いつきます。
これが後悔。

やれるべきことは少なからずやったとは思います。
ですがそれ以上にもったいない。そんな印象が拭えません。
もちろん終わった後になんと言おうと結果が変わることはありません。

ただ・・・負けた後は悔いや無力感が残ります。

8月から本格的に見始めたこのチーム。
大きな可能性を秘めながらも脆さが随所に見られる。そんな印象でした。

そして今日の2ゲーム目もそんな弱さがピッチに見え隠れし始め、3点を取られるという苦しい展開となりました。
原因はたくさんあります。目の前の相手や自分たち。悪癖も見られました。失点を重ねてしまい下を向く姿は脆さを見せた以前の姿。

ただそこからは今まで積み重ねてきたことをピッチの上で表現できるようになったと感じます。
惜しくもゴールという結果にはつながりませんでしたが、ピッチの上でゴールに迫る姿、体を張り相手を食い止める姿は成長の証。
これまで重ねてきたことをピッチで表現を多少なりともできていた・・・そう感じます。

しかし自分たちを大いに見つめ直すいい機会となったと思います。
第1戦の後、第2戦前のW-upの際に伝えたことが全てです。

そのまとわりつく雰囲気が何を目指しているのか。強者が強者たる由縁はなんなのか。
どこに向かうか分かっていない状況で強さを発揮できるわけがありません。

そこまでに下してきた相手や、支えてくれる人々の想いをどう背負い、返していくのか。
その行動1つは自分だけのものではありません。
ピッチに出られなかった選手、そこまでたどり着けなかった選手、支えてくれる人たちの願い。

そんなものが全て詰まった自分の行動。
どれだけ重いものかは分かりません。
ただ、ピッチに立つ以上は自分の持ちうる全てをいつ何時も発揮し続けなければならないと私は考えています。

果たしてどうだったでしょうか。
その涙、やりきれない想い、悔しさ。

全てを出して夢に向かっているからこそのこの想い。

さぁ、問題はここから。
1つずつ見つめ直し、今一度自分やチームを高めるために何をするのか。
勝ち取れなかったものを次、我がものとするために何を積み重ねるのか。

足りないものを埋めるのもよし、新しい自分を開拓するもよし、長所を伸ばすもよし。
どちらにしても、ここで立ち止まってはいけません。

それはピッチ上の8人ではなく、今回のBチーム11人含め悔しい想いを積み重ねてきた選手みながそうです。

まだ道半ば。
その道は思ったところを通ることはできませんでした。

次どう踏み出すか。

繰り返し言いますが、揺るぎない力を身につけることでしかこの悔しさを晴らすことはできません。
やればできるみんなだからこそ、次の進化を期待しています。

数多くのサポートいただきました保護者の皆様。
私の力不足含め子どもたちの目標へと導くことができませんでした。
ただこれからも変わらず子どもたちはそれぞれの、そしてチームの夢や目標のために励むと思います。
今後とも彼らの支えとなり温かく見守っていただければと思います。

本当にありがとうございました。

(谷本)
初戦は遠目からでしたがビルドアップや前線への鋭いパス、そしてドリブル突破が、何度も見られ、躍動感があるなぁと感じていました。
天然芝のピッチで勝ち負けに本気でこだわるみんなの真剣な眼差し、心熱くなりました。
見事な勝利!次戦、ベンチに入り同じ温度で戦えることが楽しみでわくわくしていました。

そして御津戦、出鼻をくじかれた立ち上がりでした、、。
トーナメントの難しさが顕著に現れた試合、立ち上がりの5分、反省ですね。
その後は攻めても攻めても1点が遠く、焦りが出てしまう中で前半の内に1点をもぎ取ったチーム力、ゴールへの気迫、すごかったです。
後半は怒涛の攻撃、ショートパスとドリブル突破、Bチームらしい攻撃で何度もゴールに迫る姿、かっこよく勇ましかったです。

2試合を通して、悔しさ、嬉しさ、難しさなど沢山のことを学べたと思います。
これからもサッカー人生は続いていきます。
今回の経験を活かして次に繋げていけるように頑張っていきましょう!

最後になりましたが、今日も沢山の応援やサポートをしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。