U12 全日強化合宿 2日目 トレーニングマッチ 遠藤・田代

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■2020年8月30日(日)
■希望ヶ丘文化公園 草野球場 クレーコート、球技場 天然芝コート
■20分1本×5試合、12分ハーフ×8試合

【センアーノ神戸A】

vs DCMサッカーアカデミー A(滋賀県)
4-0、3-0

vs A.Z.R A(滋賀県)
2-1、2-4

【センアーノ神戸B】

vs DCMサッカーアカデミー A
1-0、0-1、1-3

vs DCMサッカーアカデミー B
8-1

vs A.Z.R B
1-1

【センアーノ神戸C】

vs DCMサッカーアカデミー B
0-1、0-0、3-0

vs A.Z.R B
2-2

(遠藤)
この二日間を終えて、勝敗を分ける部分をより理解出来たのではないでしょうか。
やはり強いチームには強いチームだからこそのモノがあり、そこには目の前の瞬間瞬間に一切の妥協も甘えもないと思います。
またそれだけではなく、本当に一つひとつのプレイの精度を上げていく必要もあります。
Aチームは今日も失点を沢山経験しました。この一つひとつをどれだけ自分たちの成長に変えていけるのか。
そして、結果に挙がらない「惜しい」シーンをどのように結果に繋げていくか。回転ひとつ、蹴り方ひとつ、そんなひとつ一つにも貪欲にこだわり求めていきましょう。
Cチームは芝でのプレイ、特に最後のゲームでは人とボールが動き、メリハリと変化のある攻撃でゴールに迫れていましたね。
良い状態であれば自分たちの狙いがあるプレイが連続して出来るからこそ、最初のコントロールから精度や質を上げていき、チームとして分厚くワクワクするゴールへと変えていけたらと思います。
各選手が自分の課題と向き合いチームを勝たせる強い選手になっていこう!
保護者の方々、奈良に滋賀にと足を運んで差し入れまでいただき本当にありがとうございました。

(田代)
まだわずかな期間しか彼らと共に同じ時間を過ごせていませんが、何度か目にしたゲームの中で共通すること。
先日のコパジュエルスや今回の敗戦の2ゲームをはじめ、フィジカルコンタクトを厭わず、ハードワークを全選手が絶えず行えるチームに対して出来ることは限られ、ほぼ自陣に押し込まれるか主導権を握られる展開が続きました。
前に運べず、ボールを守れず、ボールロストが続く。
相手チームと同じ土俵に立っているような気がせず、どれだけピッチ外で議論を重ねても果たしてそれに意味があるのかどうか疑問です。
1つのボールをめぐり攻守が激しく入れ替わる競技で、その瞬間瞬間にどれだけ闘えるのか。
この日喫した2敗はほぼボールを持たせてもらえず、自分たちの良さは全くもって出すことが出来ませんでした。
チームの良さを出すためには主導権を握ることが欠かせませんがサッカーは水物。
攻防のある中で自分たちらしさを出せない瞬間もあります。そういった状況にどう立ち回るのか。どう闘うのか。
もちろん、熱く議論できることは素晴らしいとは思いますが、何よりもまずピッチで相手とそして自分たちの甘さと闘わなければならないのではないでしょうか。

ただこういった経験を積むことが出来たのはなによりも大切です。
今回は公式戦ではありませんでしたが、果たして1ヶ月半後、同じ場面に立ち会ったときにどうすべきなのか。
少なくとも子どもたちはピッチの中でもがき、あがき、考えたと思います。この経験が彼らの血となり肉となり・・・そして財産になってくれればと思います。
これが公式戦ならこれでゲームは終わりでした。ただ幸いなことに次があります。まだ前を向いて闘うことが出来ます。

まずは来週から勝負所がつづくリーグ戦に向けてしっかりと準備していきたいと思います。

最後に2日間、様々なチームの皆様のご協力のおかげで貴重な経験を積むことができました。
また保護者の皆様には遠方までお越し頂き差し入れまでいただきました。本当にありがとうございました。