U9・U8 トレーニングマッチ 大木

Categories: HOT NEWS(U-12)

■2020年8月30日(日)
■15分ハーフ×3試合

vs塚原サンクラブ(大阪府)
1-4、0-3、0-5

3週間前、このカテゴリーの試合を初めて見て、素直に危機感を感じました。
「闘う・戦う」「取り組みの尺度」・・・
したがって、今回は前日にU11トップチームと行動を共にし、たった2つしか年齢が変わらない先輩たち(中には4年生もいるので1つしか年齢は変わらない)の後姿を見て、何かを感じてほしいと願いました。
私がいくら基準を口酸っぱく言うよりも百聞は一見に如かずです。
夢は誰にでもありますし、過去のセンアーノ先輩たちの栄光を見て入団したのかもしれません。
しかし、そこにはすさまじい努力や思い・そして姿勢や高い基準があります。
今のU11選手たちも多くの選手たちを1年生や2年生から合宿や遠征、そしていろんな保護者方々と接しさせもらって、今のこの選手たちがあります。
昨日のU11紅白戦の凄まじい迫力と競争、でもその中で楽しく熱い戦いがある。
たかが紅白戦・・。でも負けたら涙するU11選手たちを目の当たりにしたU9・U8選手たちは明らかに今日は少しだけ変化をみせたのかもしれません。
今日は1人あたりの本数をあえて少なくしました。
今まではファミレスのように座っていれば「ハンバーグステーキ」が出てくる状況ではなく、「チャンスは平等、でも出場時間はつかみとれ!」と選手たちに伝えました。
それがセンアーノ神戸です。
うまい下手ではありません。
「逃げずにやるかやらないか」です。
今日もサッカーはまだまだでも一生懸命走り、身体をぶつけ、逃げずにプレーする選手を優先しました。
U11選手たちも他のチームにいったらエースの選手はたくさんいます。
しかし、夢を持ってあえて厳しい場所に自分を置き、切磋琢磨しています。
このチームはそういうチームです。

サッカーもここまでの考え方を180度変えてもらっています。
サッカーの原理原則をしっかり理解しボールを動かさなくてはいけません。
サッカーのプレーモデルは戦略だけでは成り立ちません。
「戦術」が必要です。
相手がいて、その相手に1点でも多くとるスポーツがサッカーです。
根本を変えていきます。
そのためには、まず局面。そして運ぶ力が必要です。

今日も残念ながら全敗でした。
でも今日は未来への少し光が私には見えました。
少し戦える選手が出てきました。
その証拠に普段よりも出場本数は少なかったけど、「いつもよりたくさん走った!」と感想が生れたからです。
そしてU11の試合を観ていた3年生が増えたことが嬉しかったです。
次が楽しみです。