U11 ボルト東山 ニュージェネカップ 2日目 大木

Categories: HOT NEWS(U-12)

■2020年7月19日(日)
■奈良県ボスコヴィラ人工芝グラウンド
■12分ハーフ✖︎7試合

vsALONZA(愛知県)
0-2、2-0

vs塚原サンクラブ(大阪府)
1ー1、3ー0 

vs長岡京SSC(京都府)
0ー1

vsYF・TESORO(奈良県)
2-1

vsFORTE・FC(大阪府)
6ー0

夏の宿泊遠征第一弾。
終わってみれば、私自身いろんなことが見え、いろんなことを取り組もう!と感じた2日間は子供たちにとっても私にとっても貴重な時間となりました。
送り出していただいた保護者皆さんには感謝いたします。

サッカー以外でも、大阪王将に行ったり、鴻池フィールド付近を散策したり、少しだけですが奈良公園の鹿にエサをあげにいったりして、これから戦う「チーム」として
かけがえないものを得るきっかけになったと思います。
日常から厳しい私が相手ですから、みんなで結束しなければ戦えません・・。
時間管理・備品管理・心の管理・体調管理・トレーニング管理・雰囲気管理・情報管理・試合分析・ゲームプラン・整理整頓・・・
私は一切何も手伝いません。
15人だけで全てをやっていけなければ、高いレベルでは何もできないからです。
人生も試合も準備や日常の積み重ねが当日の大切な試合などの勝負所を左右します。
そういう意味では、各リーダーの情熱責任度合いに大きな差がありました。・
そして、自分から動きだしたり意見を出したりする選手と指示しないと動けない選手との差も大きくありました。
2年生・3年生から大きく成長している選手とそうでない選手との差も明らかでした。
残念ながら、その部分がピッチで表れます。
このレベルで活躍できるか否かの大きな条件の1つが指示できる選手なのかどうかです。
危険やチャンスや次の展開をを察知する能力。そんなアンテナを張り巡らせ仲間に指示をだせるかどうか。
1言で言えば「自立」しているかどうかです。
日常から自分で考え行動し、たくさんの失敗を経験し知識を持ち、それを知恵に変える能力を身に着けているかどうか。
今回やここから先の高いレベルで通用するかどうかは技術だけではなく、このような事が私の経験上、必ず必要です。
これは保護者皆さん(特にお母さんたち)のご協力も必要です。
子どもたちに、日頃から簡単に手をさしのべないでください。簡単にあきらめさせないでください。
子どもたちの目先の楽は子どもたちの未来の苦です。

さて試合ですが、そのような「自立」できていない「経験不足」な部分が明らかに見えた2日間でした。
どのような相手でもどのうような状況でも「同じスピード」で「同じ判断」しかできない選手。
どんな状況でも同じことしかしない選手。
そんな選手たちには厳しく指摘しました。
実際、攻守ともに得点・失点に絡みました。
それで落とした試合もありました。
厳しいですが、それをしっかり自覚してもらいました。

ただ、選手たちは自分たちの弱い部分や足りない部分も明らかに自覚しはじめました。
だからこそ、2日目の午後からは明らかにサッカーも良くなってきました。
少しずつですが、考えてプレーできるようになってきました。
厳しい私に歯を食いしばって頑張る姿をたくさん見せてくれました。
仲間たちも常に励ます姿がありました。
そして、昨夜に行ったミーティングで確認し、みんなで「必ずやろう!」と決めたことを、ピッチ上でもベンチからも実行するようになってきました。
たった2日ですが選手たちは自分たちが掲げる目標にたどりつくために、自分たちが払しょくしなければならない弱さや自分たちの武器となる土俵も明らかに理解でました。
私自身もこの夏にやることが明確になりました。
夏を終えた9月には、そして来年には大きくたくましく成長するこの子たちが私には想像できました。
ただ、保護者皆さん(特にお母さんたち)の日常でのご協力も必要です。
どうぞよろしくお願いいたします。

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