U10 ドイツ遠征 EURO CUP U11 4日目 大木

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■2020年1月19日(日)
■ドイツウルム市体育館
■9分1本✖︎3試合

【決勝2次リーグ】
vsAston Villa(イングランド アストンヴィラ) 
3-1

vsTSV 1860 Munchen(ドイツ TSV 1860 ミュンヘン)
0-6

vsHertha BSC Berlin(ドイツ ヘルタベルリン)
1-5

最終順位 25チーム中16位

優勝はTSV 1860 Munchen(ドイツ TSV 1860 ミュンヘン)でした。

大会から5名選出される優秀選手にHK君が選ばれました。

最後の試合が終わった瞬間子供たちの目からは大粒の涙が溢れました。
大会結果よりも自分たちの力が世界ではまだまだ通用しない事を目の当たりにした現実からだと思います。
悔しくて悔しくて仕方ないから自然と溢れた涙です。
日本では同じ学年にここまでこてんぱんに負ける経験がないこの子達にとってはものすごく価値ある遠征になりました。
サポートの角度、体の向き、受けるタイミング、シュートやパスの選択肢のこだわり、、。
言い出したらキリがない位、課題を突きつけられました。
終わった後にミーティングをしました。
これからの合言葉は『ドイツ基準』です。
たとえうまく言っても悪い習慣のままならばこのレベルでは通用しない!そこを徹底的にやって行きたいと思います。
そして日常も課題だらけです。
ホテルのテレビを壊しました。鍵をなくしました。レガースをなくし出発時間が遅れ大会運営方々にご迷惑をかけました。ゲーム盤や救急バッグを忘れました。また試合前に喧嘩が発生しました。
この部分は保護者皆さんの協力も必要です。
物の整理や管理を日頃から自分の手でやらせてください。
食事や公共のマナー、しつけ部分はもう少し子供たちと向き合ってください。
我慢することも覚えさせてください。
せっかくサッカーを頑張ってもこの子たちの夢の実現は今のままでは本当に一部の選手しか難しいと感じます。

私たちは優勝どこらか上位にも食い込めませんでした。ただ、大会参加チームの中で間違いなく私たちが一番『観ている人たちの心を動かした』と思います。
アストンヴィラ戦やヘルタベルリン戦では終了後、スタンディングオベーション、試合中も神戸コールをしてもらいました。
会場内ではいろんな方に『グッドチーム』『スビーデイーでしっかり繋ぎ、みんなよく頑張る、素晴らしいサッカーだ!』と称賛してもらいました。
現地の新聞記者からも取材を受けました。
サッカーの本場ドイツの方々からのお褒めの言葉は素直に嬉しいですし子供たちをほこりに思います。
優勝したのはTSV 1860 Munchenです。バイエルンやハンブルガーのような大きな選手も多くなく、私たちとほとんどフィジカル差はありませんでした。
それでもうまく的確な判断と高い技術を見せつけられ、対戦時も全く何もさせてもらえませんでした。私たちの目標となるチームです。

そして1番感謝したいことは世界のトップレベルのチームの選手やスタッフ方々がピッチで感情を表に出すぐらい本気のトーナメントに私たちを出場させてもらったことです。
大会運営方々や対戦相手方々からの温かい心をたくさんもらいました。

最後に今回エージェントいただいたユーロプラスさんにはこのような機会をいただき本当に感謝したいです。
子供たちは一生忘れる事のない貴重な出来事だったと思います。
そして私にとってもこれまでで参加した中で最も楽しい大会でした。
ありがとうございました。

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