U12 JFA第43回全日本U12サッカー選手権大会 4日目 準々決勝・準決勝 大木・田代・宮澤

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■2019年12月28日(土)
■鹿児島県鹿児島市鴨池陸上補助競技場・白波スタジアム
■20分ハーフ×2試合

【準々決勝】
vs北海道コンサドーレ札幌(北海道代表)
2-1(前半1-1)

【準決勝】
vsバディーSC(神奈川県代表)
2-2(前半0-1)(延長0-0)(PK6-7)

8476チーム中第3位

数多くのご声援ありがとうございました。

【メデイア情報】
今大会のドキュメント番組が1月25日(土)に放映されます。

1月25日(土)12:00〜12:50 BS日本テレビ
『夢があるから強くなる〜全日本U-12サッカーの舞台裏』

センアーノ神戸も密着取材を受けました。
皆さん、ぜひご覧ください。

(大木)
過去にないぐらい子供たちは泣き崩れました。
ピッチでも起き上がれず、ベンチでも、ロッカールームでもずっと泣き崩れていました。
今朝の朝食でも、『昨夜は目を閉じたら涙が出てきた』と漏らした選手、泣きすぎて二重の目が一重になってる選手もいました。
それぐらい思いを持って、仲間と目指したステージでした。
それぐらい二転三転する壮絶な試合でした。

大粒の涙を流しながら相手選手に肩を抱かれた中、相手選手に『明日頑張れよ!』って言ってる選手がいました。
ロッカールームでみんな泣き崩れてる中、泣きながらホウキを持ち出した選手がいました。
そして最後、ロッカールームのホワイトボードに感謝のメッセージを残して部屋を出ました。
試合は負けましたが、心は立派に育ってくれていました。

子供たちが目指した夢。
『全日優勝』
後少しまで行きながら夢途絶えました。
それも残念ですが、この子たちと彼らの夢を追いかける事が出来ないのがやはりとても寂しく思います。
本当に小さな頃から見てきた選手が多く、ここまでいろんな感動をこの子たちからもらいました。
4年生で一緒にアントラーズに行って負けた後太平洋の海で一緒に泳いだ事。
淡路市長杯決勝でヴィッセルに完敗して泣き崩れてた事。
1つ上の学年に数人入って15期生たちと一緒に夢を追いかけたこと。
チビリン全国で日産スタジアムで優勝出来たこと。
パーモント県決勝で負けて全国に出れなかったこと。
ニューバランスカップで20人以上蹴ったPK。
EXILEカップ全国でスペイン行きが決まった瞬間。
いろんなことを昨夜も思い出していました。
そんな子たちと共に過ごした時間がもう終わったのかと思うと負けた事より寂しく思います。
でも引っ越してしまった選手が2人いますが、その2人の思いも含めて、ここまで一緒に最後までみんなで夢を追いかけれたことは本当に幸せでした。

鹿児島県サッカー協会、日本サッカー協会、JTB、ユースレフリー、日本テレビ、、いろんな方に子供たちの晴れ舞台を準備段取りいただき夢のステージを作りあげていただきました。
兵庫県や県外交流チーム方々やヴィッセル・セレッソ・ガンバ、そしてセンアーノOBや在団生後輩保護者皆さんからもたくさんの応援メッセージや差し入れを子供たちにいただきました。
本当に感謝いたします。
そしてバディーSCの皆さん、素晴らしい試合を本当にありがとうございました。

最後に保護者皆さん、たくさんのわがままを聞いていただきました。
そして一緒に子供たちと戦ってくれました。
一緒に青春していただきました。
皆さんがいたからここまで来れました。
最後勝たせてあげれなくて申し訳ありませんでした。
ここまで本当にありがとうございました。

(田代)
彼らとの挑戦がここで終わってしまったのか…。
今でもあの最後の瞬間は脳裏から離れません。

それでも……勝利だけでなく数多くの感動や夢を彼らからたくさんもらいました。
そんな瞬間に携わることができ、本当に嬉しく思います。

思えば2年生の頃、平日や週末で数多くの活動を見ました。小さく無邪気だったみんなが今では自分の背を越すくらいに成長し、そしてピッチで堂々と全国に出場する強者との闘いを楽しむ姿を目の当たりにして本当に彼らの強さを感じました。

準々決勝での逆転、準決勝での劣勢からの同点…そしてPKでの勝利まであと一歩…。
ピッチに立つ選手の緊張感はたまらないものだったと思います。それでも勇ましく、堂々とした選手たちを称えたいと思います。
本当に素晴らしかった…

ただあえて言います。
ここまで来たのにあと一歩足りなかった…。

その差を埋めるためのこれからの道です。
負けたことに変わりはありません。
勝負のある世界だからこそ必ず勝者と敗者が生まれます。

ここでの負けをいつか大きく追い越し、ピッチで彼らが躍動しそれぞれの夢が叶う姿を心から強く願います。
そのための敗戦であり、強く踏み出すための挫折だと思います。

君たちなら出来ます。
自身の夢を叶え、強くたくましくこれからを歩んでほしいな…そう思います。

このような素晴らしい環境を頂きましたサッカー協会関係者の皆様、数多くのサポート頂きました鹿児島県サッカー協会の皆様、JTBの皆様、放送関係の皆様、本当にありがとうございました。
様々なおもてなしをピッチで、そしてピッチ外で還元出来るようサポート続けたいと思います。

最後に保護者の皆様、本当にありがとうございました。
そして数多くのサポートを頂きましてありがとうございました。彼らから本当に数多くのものをもらいました。

あと一歩…彼らの背中を押してあげられず…
それでも前を向き、彼らが歩いていけるようこれからも支えていきたいと思います。
本当に本当に感動をありがとうございました。

(宮澤)
本日は準々決勝、準決勝を戦いましたが、残念ながら惜しくもpkで決勝に進むことはできませんでした。前半で自分たちがやってきたことが出せず、苦しかったですが、後半ではチーム一丸となり、怒濤のセンアーノらしい攻撃を展開できていました。結果は最後は惜しかったですが、ここまでのセンアーノの戦いっぷり、そして試合に対する高い意識はコーチとしても、センアーノ神戸OBの先輩としてもすごく誇らしかったです。そしてまだまだこれからも選手たちみんなのサッカー人生は続いていくのでもっともっと貪欲に上手くなること、勝利を目指しサッカーを楽しんでください!

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