U12 高槻サマーフェスティバル JC杯1日目 小西

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▪️2019年 8月17日(土)
▪️荻谷総合公園サッカー場B
▪️15分 ハーフ×3試合(クーリングブレイクあり)

【予選リーグ】
vsジョイフルFC京都ジュニア(京都府)
9ー0(前半3ー0)

vs高槻如是FC(高槻市)
5ー0(前半2ー0)

Fグループ右側1位通過

【順位決定戦】
vs北大冠FC(高槻市)
5ー0(前半2ー0)

6年生トップチームの存在感を見ました。
ここまで一生懸命やってきたからこその集大成だと思いますが、とてつもなく個々の能力も高く、チームとしての強さを感じました。
例えば、裏の抜け出しとそのタイミングの息の良さです。
狭い中でもその1本が通るのはこれまで一緒に戦ってきた絆の強さで、コミュニケーションを休憩時間等含めて取り続けてきたからこそなんだろうなと思いました。
声かけは必要ですが、相手にバレずにパスを通すためには無言のコミュニケーションも必要なことだと思います。
それが、小学生でできるのはとてもハイレベルなチームだなとこの1日で感じました。
細かい修正点はいくつかありますが、まず小学生にこだわってほしい部分はパス、トラップです。
個々の能力、チームとしての強さはありますが、個々の能力を発揮するには味方に発揮させるには、パスとトラップの高い精度が必要です。
ある場面で、味方のパスがほんの少しズレ、受けた味方が少し戻ってトラップするなどのシーンがありました。
ここが上で戦うには無駄な動作になるのです。この少しの時間で足の速い相手は戻ってきてしまい、チャンスがなくなってしまいます。
高い技術力があるので、トラップした後、素早く、良い状態で100%発揮してほしいなと思います。
最終的にはトラップのことを考えず、最初から次の展開が頭にあるとベストです。
後は、1対1の勝負中やドリブル中、パスを出そうと考えている味方がダメになったときにそれ以外の選択肢が自分の視野に入っているかどうかということが試合を見ていて気になりました。
これはキャンセルする早さや次のプレーに繋がってきます。
間接視野で常に180度の視野を持つことを意識しながらプレーができるとよりサッカーは変わってきます。
また、2つの選択肢の角度がそこまでなければキャンセルのやり方として切り返しをして他の味方へパスを出すだけではなく、ステップを踏んで軸足の置く位置だけを変えて他のプレーに移るやり方もあるので覚えておいてください。
前半終了してからの話し合いですが、3試合目はきれいにまとまりませんでした。
何かしらが上手くいっていなくて、皆、真剣に話をしているのですが、まとまらずでした。
大人でも意見が違い、まとまらないことはあるので、それを小学生に同じように話を短時間でまとめろという方がきついと思いますが、まずどこが噛み合っていないのか、冷静に皆で整理して、チームメイトの意見を聞き入れ、一部分は合わせることも大事なことです。
「違う」や「俺はこうしたい。」だけでは話し合いは厳しいです。
自分がここはチームメイトに合わせよう、ここは自分の意見を通そうみたいに追求する部分と妥協する部分が必要です。
チームでの話し合いはこれからも一人一人が考えていかなければいけません。
話をまとめるためにはどうしたらいいかを普段から考えておきましょう。
明日は暑さも含め、厳しい試合になると思うので、今日はゆっくり休んで明日に備えよう!