U10 関東遠征 最終日 トレーニングマッチ 大木・影山

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■2019年7月30日(火)
■東京都稲城市よみうりランド東京ヴェルディグランド
■15分1本×4試合

vs 東京ヴェルディ(東京都)
0-0.3-0.0-0.3-1

5日間という長い長いロード遠征が終わりました。
まだ10歳以下の選手たちにとって1500キロの移動をしての炎天下での5日間は簡単なことではなかったと思います。
それも、鬼のような指導者からサッカーも日常もたくさん指摘されてなので厳しい時間だったと思います。
しかし、全く体調不良も出ず、車の中もほとんど寝ることなく、ずっと遊んでいました。
1部の選手たちの食事のスピードや量、選ぶ種類が気になりましたが、それ以外は本当にしっかりやれていたと思います。
(ユニホーム忘れ一名、ユニホーム洗濯忘れて臭いユニホームで試合した選手が3名いましたがそれもいい経験です。)
最終日の今日は東京ヴェルディさんに試合いただきました。
この4日間で積み上げてきたものをしっかり出す。
ディフェンス、ミドルゾーン、アタッキングゾーンとそれぞれで生まれた課題をしっかり意識してプレーすることをテーマにしました。
かなり改善されてきたので今日はたくさんのチャンスを作ることができました。
しかし、チャンスの数からすると得点があまりにも少ないのは、フィニッシュの部分での技術レベルの低さと心部分の弱さが生み出した結果です。

5日間で同年代でうまいやつなんかは日本国内には山のようにいることが理解できたと思います。
地元でそこそこやれてるかもしれませんが、それは所詮井の中の蛙です。
みんなぐらいのスピード選手はたくさんいます。自分たちより速い相手でもやれるかどうかはうまさだけではなく、当たり前の事をきちんと誤魔化さずに習慣化する強さがあるかです。
そしてそれを継続できる強さがあるかです。
そういう意味では、日常の生活部分から変えないといけないかもしれませんね。
朝食が食べれない選手は胃の大きさもあるかましれめせんが、普段から血糖値が高すぎるのが原因かもしれませんね。
嗜好品を日頃から取りすぎてるかもしれません。保護者の方の協力も必要かもしれません。
次の遠征までに4人の選手たちは少しでも変化に期待します。
ただ、サッカーの技術も日常からの取り組みも今よりももっとやらなければ!という目の色ざ変わってきた選手もいました。それは収穫です。

さて、今回の遠征では遠くから来た子供たちにあったかく接してくれる方がたくさんいました。そんな温かい心を感じたと思います。
一方で選手たちの中で、仲間への配慮や言葉がけ部分で気になる部分がたくさんありました。
こういう部分がとても幼いです。チームとしていつ成熟していくのか、今後の大きな課題です。

(影山)
関東遠征最終日の今日は、東京ヴェルディさんとトレーニングマッチをさせていただきました。
今回の遠征で、私が感じたのはもっと球際やプレッシャーを速くかけさせることを指導していかないといけないなと思いました。
レベルの高い試合になればなるほどプレースピードが速く、常日頃からそういった環境の中でプレーしているからこそ心にも余裕がある中でプレーを行えているなと思いました。
関東遠征ということで、選手たちがどのくらいやれるのか凄く楽しみにして今回の遠征を迎えましたが、思っていた以上にやれるなと感じました。
まだまだ心に幼さはありますが、そこはこれからの活動で強く、逞しい選手になっていくように私もサポートしていきたいと思います。
長い移動、長い期間での遠征でしたが、子供たちはずっと元気に楽しそうに過ごしていました。
車の中では、人狼ゲームをしたり歌を歌ったり、どこからそんなエネルギーが出てくるのか不思議なくらい元気でした。
多くの遠征に帯同して来ましたが、こんなにずっと元気に過ごしているのはこの子たちくらいではないでしょうか?
今回の関東遠征で一緒に選手たちと学べたことは私自身もいい勉強になりました。
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