U12・U11 全日Aチーム JFA第42回 全日本U-12サッカー選手権兵庫県大会 準決勝・3位決定戦 大木・田代・遠藤

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■2018年11月25日(日)
■三木防災公園第1球技場 天然芝コート
■20分ハーフ×2試合

【準決勝】
vs兵庫FC(東播協会第1代表)
0-1(前半0-1)

【3位決定戦】
vs西宮SS(西宮協会第1代表)
1-1(前半1-1)(延長0-0)(PK2-3)

第4位。努力賞を受賞。

(大木)
準決勝敗退が決まった瞬間、ピッチでうずくまり、そしてその後も子供たちはテントの中でずっと涙していました。
17人の選手たちみんなが、いつまでもいつまでも泣いていました。
本当に仲が良く、仲間を思いやれる子供たちです。そんな子たちがみんなで一生懸命取り組み夢を目指しました。
だからこそ、溢れる想いを抑えることが出来なかったんだと思います。

そんな子供たちに2つ伝えました。
1つは、負けた今だからこそ、悔しくて悔しくて仕方ない今だから、この試合で悔やまれる一瞬一瞬を脳裏に焼きつけてほしい。
あのトラップ。あのクロスボール。あのヘディング。あの守備・・・。
一人一人に悔やまれるシーンがあったと思う。
その一瞬を絶対に忘れないでほしい。
強いみんななら、傷ついている今の心を、必ず努力という薬で今より強くたくましく出来るから。
だから今日はいっぱい泣いて、明日からは勇気ある一歩を踏み出してほしい。
もう1つは、一緒にこれだけ泣ける仲間が、ここにはいるという事を忘れないでほしい。
ここまで一緒に夢に向かって同じ想いを持って努力してきたこの17人の仲間がいたからここまで頑張れた。
だから一緒にいっぱい泣いて、この仲間との時間を思い出してほしい。
この仲間を一生大切にしてほしい。
そしてここまで、みんなで夢に向かって努力したことを誇りに思ってほしい。
みんなは、いつも自分たちで考えを持って、意見を出し合いながら進めることが出来る自立した素晴らしいチームでした。
そんなみんなだから、私はいつもワクワクしていました。
そんなみんなを私は誇りに思っていました。

今年も大応援をいただきました。
OB・後輩選手保護者皆さん・・。
本当にたくさんのセンアーノファミリーの方々が応援に駆けつけに来てくれました。
なかなかご挨拶に行けずで申し訳ありませんでした。
そして15期生保護者皆さん、1年間本当にありがとうございました。
いつもいつも私たちのそばにいていただき、私たちをサポートしていただきました。
5年生・6年生関係なく、笑顔でお話をされている皆さんを観て子供たちは安心して夢に向かって突き進むことができました。
子供たちは1年間本当によく頑張ったと思いますし、それを観ていただいたかのように、最後に「努力賞」に選考いただきました。
それもこれも保護者皆さんのおかげだと私は感じています。

最後に、兵庫FCの選手関係者の皆さん、おめでとうございます。
兵庫県を代表して鹿児島ではぜひ頑張ってください。
応援しています。

(田代)
全てを懸けて夢に挑戦したからこそ、それが潰えたときの彼らの姿に感じることはたくさんありました。
声をあげて涙を流すその背中は以前とは比べ物にならないくらい逞しく、強く誇らしくなっていました。

確かに・・・足りないものはまだまだあったのかもしれません・・・。
ただこれまでの彼らの活躍、闘いを、彼ら自身を本当に誇りに思います。
ここまで、本当に強くたくましくなりました。

思えば低学年時から元気溢れる姿が多かったこの学年。そのパワーが違うところに向くことがあったかもしれません。
ですが4年の県大会で西宮SSさんに大敗した時からこの瞬間に向かって、動き続けてきました。
公式戦で上へと突き進む姿にきっと同じ15期生達も心動かされていたに違いありません。

だからこそ、ここでのこの敗北が君たちのこれからの道への原動力になってくれればと思います。
ここで感じたすべてを次のステージに向けて。
足りなかった全てを補い、この悔しさを晴らすにはピッチの上で証明するかもしれません。
自分たちがしてきた努力・感情・・・全てを。
何が起こるかわからないピッチの上で絶対的な存在となるまで突き抜けるまでです。

いつも最良の結果が出るとは限りません。
どの選手も、チームもトップを目指しています。だからこそ、全てを兼ね備えてまたこの緊迫感あふれるピッチを目指そう。
進む道は違えど、ここで体験し得たすべては君たちのものです。
それを胸にこれからも歩み続けていきましょう。

15期生の保護者皆様を始め、当日応援いただきました全ての皆さま、本当にありがとうございました。
彼らの挑戦は一旦ここで歩みを緩めることになります。ですがこれからも上を目指し続ける彼らの背中を支え、見守っていただければと思います。

15期生のみんな、ジュニアにおける挑戦はこれで終わりではありません。
常に次へと向かい、励み続けるしかありません。前を向き、今一度己を見つめ、踏み出しましょう。

(遠藤)
沢山の涙を観ました。それは選手たちだけでなく、みんなをサポートし続けてきてくれた保護者の方々も。
それがどれだけ「本気」で臨み挑戦していたかを物語っていたと思います。そして、みんなの勇姿は後輩たちに必ず受け継がれていきます!
悲しみにくれるだけでなく、改めて自分と向き合う時間が出来たね。
みんなの「夢」はなんですか?
全日で全国大会に出場する。これも一つの夢だと思います。
ここから大切なのは、なぜ全国大会に出場したかったのか。
誰よりもサッカーが大好きだから。将来プロサッカー選手になりたいから、、様々な想いがあると思います。
この理由を見つめ直し、その想いを確認してこれからの15期生としてのジュニア年代を過ごしてもらいたいと願っています。
継続は力なり。継続することがどれだけ難しく、大切な事であり夢を掴み取るために必要かを知っている人生の先輩として。
夢へと頑張る中で必ず高い壁が立ちはだかります。それはみんなの心への試練かもしれません。そしてこの壁こそが成長には必要不可欠なモノとなります。
例え技術があっても、身体能力があっても、心が弱い人は高い壁を超えていくことは出来ません。
センアーノ神戸ジュニアとして、これからも変わることなくサッカーもサッカー以外の心も鍛えて次の年代への土台を共に築いていこう!
最後に、夢と感動をありがとう!

当日は現場にまで応援に足を運んでくださったOBの選手や保護者の方々、またいつもそばで温かくサポートいただいた皆様に心より感謝の言葉を申し上げます。ありがとうございました!!

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