U12 Bチーム 第42回全日本少年サッカー大会兵庫県大会兼神戸市予選 1回戦  田代・中原

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■2018年10月14日(日)
■フットボールパーク岩岡 クレーコート
■20分ハーフ×1試合

【1回戦】
vs神の谷FC(神戸市)
0-1(前半0-1)

(田代)
彼らと共に追い続けた夢への挑戦が1つ幕を閉じてしまいました。
彼らとの挑戦が夢半ばで途絶えてしまったことが何よりも悔しく、また彼らの持つ全てを引き出してあげられなかったことが心残りで、指導者としての自分の力の無さを改めて感じています。

このメンバーでの取り組みを見させて頂いたのは今年の春から、ですがもっと遡れば3年の春から君たちとは携わらせていただきました。
そこからは本当にあっという間でした。

全日の神戸市予選。
その当時は全くもってどんなものになるかは分かっていませんでしたが、この時期に悔しさをその身で味わい、センアーノ神戸を旅立っていった子どもたちの姿を見て、この子達にもいつかこの日が来るのかな…ボンヤリながらイメージしていました。

そして迎えた最終学年。
嬉野合宿で立てたリーグ戦や全日への目標。
そんな高い目標に対して発足時からチームは不安定でした。

数多くの主張の中には想いが一方通行のものもあり、その一方静観している選手がいる状況。思うことはあれどなかなか意見が通らず、それぞれが思い描くものはバラバラでチームの意志は1つとは言えませんでした。
そんなチームが嫌で辞めたいという話が私の耳に届くこともありましたし、5月のリーグ戦敗北からサッカーを楽しめていない状況が長いこと続いてしまいました。
もちろん自分たちの力の無さもありますが、必要以上に自分たちを追い込んでしまうメンタリティ、流れを変えられない弱さ、一歩引いてしまう消極的な姿勢がずっと根底にありました。
そしてなかなか上向かない結果に焦り、苛立ち、そんな状況に全員がずっと苦しんできました。

それでも、まっすぐに勝利に対する想いを表現し続ける選手や身体の内に闘志を秘める選手達と共にどうすればこの想いが1つとなり、チームとして機能出来るかをずっとみんなで模索していましたね。
そんなみんなの姿に私自身励ましてもらいながら彼らと歩んできたこの道。
チームが空中分解するのでは…ずっとそんな危惧もありましたが夏を通して少しずつ自分たちの形を作り出せるようになってきました。
これまでのみんなの努力が形になるのが目に見えてハッキリとし、彼らの活躍をとても嬉しく思いました。
あまり君たちには伝わっていなかったかもしれませんが、そんな活躍がとても誇らしかったです。

ただその一方で、もう一つ壁を越えるために変えなければならないものがあることをずっと感じていました。

己自身の弱さにどう立ち向かうか。
他ではなく己。自身が目指す理想と今現在とのギャップをいかにして埋めるのか。
そしてチームとしていかにその意志を重ね合わせ、一枚岩となるのか。
劣勢時に自分自身を見失わず、集団として勝機を見出すのか。

結論として、それは最後までクリアすることが出来ませんでした。
試合終了後に涙で頬を濡らすみんなを見て、この子たちを支え、強く逞しく変貌させることが出来なかった…今はその想いに駆られるばかりです。

ただまだまだ仲間たちの闘いは続きます。

すぐそばで競い合ってきたCチームのみんな。
いよいよ今週末だね。
共に競い続けた君たちの存在あってのBチームでした。
ダービーで何度も苦渋を舐めさせられ、何度も今のままではいけないという危機感をすぐそばで与え続けてくれました。当日も力強い声援ありがとう。
いよいよ君たちの番です。
頑張れ。心の底から応援しています。

Aチームのみんな。当日はステキな応援動画ありがとう。
今年に入ってから飛躍的な成長を遂げてきたね。
「全国」へ。
一歩一歩…その目標へと近づいてきました。
あと1ヶ月。やれる限りのサポートをしますよ。

保護者の皆様。
ずっとずっと大変な想いばかりかけてしまい申し訳ありませんでした。
力一杯励む彼らを勝たせてあげられず、きっと数多くの不信や意見、迷いがあったと思います。
それでも映像を撮っていただいたり、彼らをサポートし続けていただいたりとずっとずっとご協力いただき本当にありがとうございました。
懸命に励む子どもたちをすぐそばで支え続けていただき、本当に、本当にありがとうございました。
これからも愛すべき子どもたちをどうぞよろしくお願い致します。

Bチームのみんな。本当にお疲れ様。
1つの挑戦は終わってしまいましたが、ミーティングでも伝えたようにこれはあくまで通過点であり、これが人生の全てではありません。
どのチームだって勝ちたいし、負けたくない。
そしてピッチの上に沢山の想いを背負って立ち続けることがいかに難しいかを君たちは身をもって知ることが出来ました。

私たちに力が無かった。全てを変えられるものがなかったのです。
みな努力はしています。それはすぐそばで見ていた私が一番知っています。
ただそれだけでは必ずしも成功するとは限りません。更に上のステージが、レベルが、知らない世界がまだまだこの世界にはあります。
これからは先の道へと目を見据え、やるしかありません。
ここでの悔しさはピッチで晴らすしかありません。
人生には立ち止まることもあればしゃがむことも、飛び上がることも後ずさりすることもあると思います。
きっとこの経験もこれからの君たちを形作る大切なものとなるんじゃないでしょうか。
今はまだ・・・整理が難しいかもしれませんが・・・自身の夢に向かって励み続けるしかありません。

あと半年・・・みんなのこれからの挑戦に少しでも力添えが出来ればと思います。

最後に、当日は数多くの方に声援をいただき本当にありがとうございました。

そして・・・今までBチームに関わって頂いた全ての方に感謝を申し上げたいと思います。
本当に、本当にありがとうございました。

(中原)
全体で連動するはずが開始直後の相手コーナーをきめられてから、右サイドへのロングボールが気になるのか、DFが下がりぎみになり、OFとの距離があき、真ん中を相手に征され、攻撃のリズムが取れないまま後半もメンバー変えたりフォーメーションの変更で、切り替えをするが、最後までリズムは、もどらなかった。
ただ、ボールに対して最後まで、走りきっていたので、これからも最後まで、頑張ってください。