U12・U11 第3回琵琶湖プライベートフェスティバル 3日目 大木・田代

Categories: HOT NEWS(U-12)

■2018年8月14日(火)
■草津市三ツ池運動公園 天然芝コート
■20分1本×13試合

vs千里ひじりSC A(大阪府)
3-1、2-0、1-1

vs千里ひじりSC B
4-0

vs芦屋FC A(芦屋市)
3-0、1-1

vs芦屋FC B
1-0

vs久御山FCパイソンズ(京都府)
4-0

vs伊勢MTK FC A(三重県)
3-0

vs伊勢MTK FC B
5-0

vs笠縫東SS(滋賀県)
3-0、3-0、5-2

(大木)
6年生は小学生最後の夏、ここまで取り組んで来たことの全てを成熟させるため、サッカーもサッカー以外も子供たちに任せました。
自律・自立でチーム運営。失敗があれば自分たちで反省し、自分たちで戒める。良いことはみんなんでたたえ合う。
そして試合で力を発揮するために行動言動する。チームで良いものを自分たちだけで創れるように取り組みました。
過去を見ても、この夏が大きな分岐点だと思っています。8月に入り少しゆるみを感じたからこそ、トップダウンではなく、ボトムアップで原点を振り返りました。
そして私は指針は示しますが、あとは子供たちの自立を見守りました。
結果は・・。
3日間、よても良かったです。
特にサッカーはこれまでのベースからダイナミックさと力強さが出てきました。
ポゼッションがなかなか苦手なチームでしたが、自信を持ってボールを保持し、そこから人もボールも動かし攻撃的なサッカーを展開できるようになってきました。
守備部分や戦術部分も理解度が上がってきていて、戦い方も主導権を握れるように自分たちでゲーム中に修正を行えていました。
サッカー脳がこの半年で大きく成長し、悪い習慣も少しずつ改善されてきました。
意図を持ったボールの動かし、意図を持った突破プレーがたくさん見れたのが良かったです。

逆に5年生の今はいろいろなことのベースになる部分を叩き込んでいます。
まずはいろんなことの物差しを合わせていってます。
時間管理・食事管理・物の管理・コンディション管理・・・・食べるものから指導しています。交換して楽をすることは許しません!
出されたものを残すことも許しません。
この合宿が私と初めての選手は戸惑いもあったかもしれません。しかし、高いレベルを目指すならば細部にこだわりなければ到達することはありません。
日常を変えなければ365日あれば大きな差を生みます。
サッカーでもです。準備、立ち位置、身体の向き、走る・・・。当たり前にやれなければならないレベルを厳しく上げていっています。
やはりトップリーグ帯同以外の選手たちはその部分が甘いです。厳しく指摘しています。
50㎝の寄せをするかしないかを指摘しています。
そしてトップリーグ帯同選手たち・・・。
ここまで6年生に頼ってきていたことがまるわかりでしたね。
試合の中で何一つ自立できない。戦い方・修正・雰囲気・主導権を握る・・・自分たちで試合を構築できませんでした。変えれませんでした。
私がいなくても自分たちでやれなければなりません。
そうできるように 苦い種をたくさんまきました。

NB関東遠征からの長いロード遠征が終了しました。
長かったですが、あっという間の時間でした。
たくさんの保護者の方々が現地まで通いなどで応援に来てくれました。(電車で3日の通いには驚きました)
本当に感謝いたします。

(田代)
少しピッチから離れて3日間見つめ続けましたが、試合数を数えると3日間で20分1本を38試合。
20分ハーフの試合に換算すると19試合。
これだけの試合数を3日間でこなし、なおかつ自分達で考え行動しなければならない場面が山のようにある中、それぞれの学年でたくさんの事態に直面したと思います。

6年生は素直によい方向に変わってきたのではないでしょうか。
もちろんまだまだ修正箇所はあると思いますが、歩いてきた道に、そして自分達が今まで積み重ねてきたことに間違いはないと感じることができたと思います。
それがピッチの上で発揮されている場面は数多くありました。
ただ秋における小学生での目標を達成するためにはもっともっと己自身の中の知識・経験を積み重ねていかなければなりませんね。
現状維持ではなく更なる高みに達するために。
しばらく顔を合わすことはありませんが次の活動を楽しみにしてます。

5年生はたくさんの壁に直面したと思います。
それは今の6年生も直面した壁です。彼らはそこからここまでやってきました。
まだまだこれからです。高いレベルでより多くの経験・そして失敗を積み重ねてどの選手も大きくこの夏成長してきました。
伸びしろが十分すぎるほどある君たちならきっと大きなことを成し遂げられると思います。
そのためにもここで得た数多くの経験を知識に変換し次へのステージにつなげること。
高いレベルを目指すからこそ得られる数多くの失敗を無駄にしないように。

NBカップから続く約10日間にも及ぶ彼らとの遠征も終了しました。
保護者の皆様には数多くのサポートをしていただきました。本当にありがとうございました。
彼らのこの経験が必ずこれからに活きてくるはずです。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

また今フェスティバルには笠縫東SSのスタッフ・選手の皆様をはじめ保護者の皆様にも多大なるご協力をいただきました。
この場を借りまして御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。