U9 COPA ASAHI 2016 U-10大会 大木

Categories: HOT NEWS(U-12)

■2016年10月8日(土)
■北播衛生公園天然芝グラウンド
■15分ハーフ×4試合

【予選リーグ】
vs旭FCジュニア(北播)
7-0

vs播磨SC(東播)
4-3

【準決勝】
vsMセリオFC(北播)
4-6

【3位決定戦】
vsSCクリヴォーネ(東播)
1-1(PK2-3)
12チーム中 第4位。

U15県大会勝利おめでとう。明日も楽しみにしています。

日本代表・・フル代表も若年層代表もアジアで苦戦しています。理由はピッチ状態が日本よりよくない状況での相手のロングボール・フィジカル・プレスに日本人が良く使う「日本らしさ」が全く通用しない。
日本人が好きな「らしさ」。この美しい言葉に私たち育成年代の指導者もサッカーの本質を見逃していたのかもしれません。
日本のサッカー界の育成に携わる私たち自身も省みて、どのようなことが大切なのかをもっと見つめなおさなければならないと思います。

さてU9。U9のトップチームの今日の選手たち。素直に感想を一言でいえば「温い」。この一言です。
試合に同じ時間でれるのが当たり前。幼稚園の生活発表会のようにみんなが主役を与えられるのがサッカーではありません。チャンスは全員にあります。しかし掴むのは自分ですよ!!
「チーム勝利を目指す」うまい下手ではありません。自分のやりたいことだけをやってる選手。それを私は個性とは言いません。個性は必ず基本の上に成り立ちます。信号を無視していい社会がサッカーではありません。
「チームが勝利するために」点を目指し、点をとらせない。そこを感じ、ピッチ全体を把握する空間認知できない選手が多いのがこのチームの一番の課題です。
そして走らなくて球際をしなくても試合に同じようにでれる温い状況にうまくなる要素はありません。
今日は厳しい選手交代をしました。しかし私からすれば、頑張らなくて試合にでれるのは平等という名の不平等だと思っています。

今日の選手たちは目指すチームがあると言ってました。
正直に言います。はっきり彼らに言いました。全然足りていません。それはうまい下手ではありません。
「勝ちたい気持ち」「チームを勝たせようとする気持ち」・・・

今の日本サッカー界と同じ課題かもしれません。
勝利するために何を観て何を判断するのか。そして勝利するためにとても大切なハート部分。
そしてそのハート部分から生まれる球際や奪い合い。
全く持って足りていません。
厳しい言葉を並べました。しかし、もっとやれる力を感じるので言います。そしてみんなが目指すものがあるのならなおさらです。
もっとできると思います。

ただ・・
今日良かったこと。
きれいな天然芝のグラウンドで4試合もできたこと。
PK戦を含め競り合いの試合を3試合も経験できたこと。
そして競り合った試合を勝負弱く負けて、自分たちの現時点の力を理解できたこと。
ただ、、2試合目に同点にされて突き放せたこと。4試合目に同点に追いつけたこと。それは底力はあるのかもしれませんね。しかしそれをみんなでやれる力はまだありません。

「温い」この厳しい言葉が出てくるこのチーム。この2週間のリーグ戦。もっともっと勝負する気持ちを養ってほしいと思います。
そして2週間後を楽しみにしています。

imageimageimage