U10 第38回シティライオンズクラブ杯2日目 稲葉・田代

Categories: HOT NEWS(U-12)

■2016年9月4日(日)
■フットボールパーク岩岡
■15分ハーフ×2試合

【3回戦】
vs若草少年SC
0-0(PK3-1)

【準々決勝】
vs鹿の子台SC
2-1(前半0-1)

ベスト4進出。
これにより準決勝は、9月22日(祝) 会場:しあわせの村 10:15~キックオフ vs新多聞
決勝は、FCフレスカ神戸vs小部キッズFCの勝者となります。

(稲葉)
6年生の皆さん!関西大会おめでとう!
日本一に、関西チャンピオン!リベンジマッチにNBカップ王者と厳しい組み合わせの中での勝利に本当に誇らしく思います。そして、後輩たちにとって憧れの先輩であることは間違いありません。
次の全日にむけて頑張れ!

今日の2戦。
難しい試合でした。
どちらも違った意味での難しさ。
初戦は、相手もいいチームであったことからなかなか主導権を握ることが出来ずでしたね。
そこを、体を張ったプレーが何度もあり、「負けたくない!」という素直な強い気持ちが出てた試合でした。
そこをPKとはいえ、勝ち切った事は良かったと思います。
キーパーS君。見事なファインセーブでした。PKの前に聞きました。キーパーどうする?という問いかけに「いく!俺がやる!」と即答でした。
もちろん、その気持ちにじゃあ行ってこい!と背中を私は押しました。勝った瞬間にベンチで男泣きする3年生R君。
みんなで勝利を目指し、やれた部分でもありました。

2戦目。
ここがまだまだ、幼すぎる部分が出てしまいました。
1戦目の勝利の余韻から、試合のはいりが甘く、なんとなくから失点、前半バタバタ。前半のクーリングブレイクの時間では困った顔全開でしたね。
何のための勝利だったのか。そしてこの試合どうしたいのか。
次同じことをしないようにしないといけませんね。やるのは君たち。やるか、やらんかですよ。
でもね、ひとつだけ。
ハーフタイムでも言ったように、君たちを信じて良かったです。試合を引っくり返した時に改めて思いました。
信じてたからこそ、あの場ですぐに手を貸さなかった、信じてたからこそあの時は全く焦らなかった。君たちの目の色が変わったあのハーフタイム。
後半はこうしたい!と私に言ってくるまで信じて良かったと素直に思いました。この夏の経験が生かされたかもしれませんね。

なんと言っても準決勝まできました。
怪我でずっとベンチの裏方をこの間してくれた4年生Rくんの為にも勝利しようと言ってきました。
22日はきっと一緒に戦うことができると思います。
まだ、戦いは終わってません。準備の大事さ。今から、しっかりやっていこう。そして目標に向かって貪欲にチーム一丸となって最後までやろう。
そうすればきっと結果はついてくるはず。
2日間お疲れ様でした。保護者の皆様も応援ありがとうございました。

(田代)
対照的な2試合でした。
1試合目。劣勢な展開が本当に多かったですね。何度もピンチを迎えましたが体をはったディフェンスで最後の最後で跳ね返し続けました。PK戦終了後にベンチで涙を流す選手がいたということはこの試合はそれだけ厳しく、そして乗り越えなければならないものだったということを物語っていました。
対する2試合目。みんなの改善しなければならない点がギュッと凝縮された試合でした。最後に点が取れたことはよかったと思います。そこが今までと違った点でしたね。

この2日間ずっと黙って戦況を見つめさせていただきました。
それぞれが想いをもってこのライオンズ杯という舞台に立っているはずです。
ただ試合というものは難しいもので、相手がいて、ゴールがあって、スペースがあって・・・ただ単純に巧い、強いだけでは勝負は決まらないのがサッカーだと私は思います。
そこに強い意志とか、覚悟とか・・・そういった諸々の想いをひっくるめてプレーするからこそ見ている人の心を動かすサッカーができると私は思います。
私はみんなを四六時中見つめているわけではありません。でもプレーの一つ一つにみんなの想いが見え隠れしています。1試合目のピンチの場面。普段はちゃらんぽらんのキャプテンが何度も体をはってボールを止めました。彼の負けたくないという想いがひしひしと伝わってきました。挙げればきりがありません。同点ゴールや勝ち越しゴールを決め歓喜に湧く顔もあればしんどそうな顔をし、唇を噛み締めた選手もいたと思います。ピッチに立つまでには色んな想いが重なって・・・そしてみんなピッチに立ち多くの想いを抱くはずです。
その想いを原動力に日頃培った技術をどう発揮するのか。苦しい場面ならなおさらそこが大切だと思います。逆境をも凌駕する技術、そして心をもっともっとみんなで養っていきましょう。

今日の2勝で神戸市予選のベスト4に残ることができました。最後の最後まで全力でぶつかり合えた対戦チームの想いを胸に、頂上を目指しましょう。
2日間、数多くのご声援とサポートをしてくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。2週間後を目指し、また一丸となって闘えればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

★第38回 神戸兵庫シティライオンズクラブ杯 秋季大会 トーナメント表(2日目結果)