U12 バーモントカップ第26回全日本少年フットサル全国大会 大会3日目 大木 帆前 稲葉

Categories: HOT NEWS(U-12)

◾️2016年8月14日
◾️東京都駒澤オリンピック記念公園体育館
◾️10分ハーフ✖︎3試合(プレーイングタイム)

【ラウンド8】
vsエストレージャスFC(福島県代表)
7-1

【準決勝】
vs江南南サッカー少年団(埼玉県代表)
11-4

【決勝】
vsエスピーダ旭川(北海道代表)
11-6

48チーム中見事優勝!
初出場初優勝で日本一の栄冠に輝きました。
ライブ配信でたくさんの方が応援いただきました。そして現地までたくさんの方が応援に来ていただきました。
そして何より13期保護者皆さんにいろんなお願いをお受けいただき本当に感謝いたします。

ジュニアサッカーを応援しよう記事日本サッカー協会 バーモントカップ特集日本サッカー協会 試合動画

(大木)
まず初めに遠く現地まで応援にかけつけて来てくださった後輩選手・および保護者皆さん、差し入れなど本当にありがとうございました。また、今回は日本サッカー協会のインターネットライブ放送があり、いろんな方がライブで試合を観ていただきました。1試合1試合激励と祝福のメッセージをたくさんの方にいただきました。本当に励みになり勇気を一杯いただきました。
また、交流チームの監督・コーチ方々からもたくさんのお祝いメッセージをいただきました。皆さんに感謝しかありません。
そして今回はフットサルという競技の中でフットサル専門の方にご指導もいただきました。私も勉強になりましたし、指導いただかなければ優勝はありませんでした。

また、今回もチーム運営を子供たち中心に行っています。5つのキーファクターを評価基準にメンバー選出を選手たちに意見を出してもらい決定していきました。途中厳しい意見も出ました。厳しい判断もありました。ベンチ入りできず悔し涙を流す選手もたくさんいました。移動・疲れ・暑さ・・途中いっぱいいっぱいになった選手もいました。ピッチ上では疲れて足がもつれる選手もいました。そんな過酷な状況をチームみんなで頑張り意見を言い自分たちで律しながらチーム運営していきました。ベンチに入れなくても隣のコートの次の対戦相手の分析を細かくしてくれました。声がかれるまで応援をしてくれました。チームの裏方をやってくれた選手がたくさんいましたし、それを誇りに感じやってくれた選手は動画には写りませんが、そんな人間力をつけてくれた子供たちに私は一杯感動させてもらいました。そんな姿を見てるから出場選手も頑張れたんだと思います。これにより、チーム一丸で強い気持ちを持てたことが優勝につながりました。

そして選手たちの保護者皆さんには本当にたくさんのご支援と応援をいただきました。ニューバランスのオレンジTシャツで応援いただきました。私から様々なわがままを言わせていただき、そのご協力をいただけました。私もお願いしようかどうか悩みましたが皆さんのいつも労を惜しまずご協力いただける状況に感謝しかありません。本当に助かったことだらけでした。このご協力がなければここまでこれなかったと思います。

終わってみればのスコアですが本当に難しい試合ばかりでした。選手たちはよく頑張ったと思います。
特に私個人的には江南南との試合は1つ感慨深いものがありました。OBの選手たちは、まだまだ全国的には無名だった時、私は子供たちに全国レベルを見せたい!私も学びたい!と思い、いつも関東の江南南にお邪魔させてもらっていました。全く無名だった私たちを関東に遠征に行ったときいつも熊谷で試合いただきました。何回やってもあの原口元気選手のような仕掛けのドリブルに翻弄され、負け続ける。本当にたくさん学ばせてもらってきました。そして江南南の保護者皆さんの温かいおもてなしとにいつ行っても感動しました。グラウンドにつけば温かい挨拶をいただき、いろんな配慮をいただきました。8年前に私はこのチームを目標にやろう!とずっと思っていました。子供たちも純粋でフェアで激しい。そして家族のようなチーム。その松本先生率いる江南南と全国大会の準決勝で対戦させてもらえたことに私は感動しかありませんでした。試合終了後、選手たちと一緒に私もベンチにあいさつに行かせてもらいました。江南南を知ったから私たちのチームもここまで来たんだと思います。江南南のようなチームをこれからも私はいつまでも目指したいと思っています。

またサッカー仲間も増えました。ガットの選手・スタッフ皆さんは私たちをずっと応援いただきました。石川県のエスペリオFCの監督さんからもお言葉をいただきました。帰りの電車では大分トリニータの保護者の方にも祝福いただきました。選手たちは宿舎で島根県のチームと交流していました。マリオの監督さんとも少し話をさせてもらいました。

特に初出場ということで段取りがよくわからない状況でした。日頃と違い移動が電車・徒歩・・。初日は試合で疲れた後に満員電車の山手線を乗り換え・また乗り換え。睡眠時間や翌日の試合のミーティング時間確保のためには時間の有効活用。そして最終日は10分プレイングタイムを3試合。お弁当もほとんど食べれず。
そして最後のとどめは表彰式終了後は新幹線の時間があったため駅までダッシュ。乗り換えもダッシュ。重たい荷物を抱えながら、選手たちは取材を受けながら移動。品川駅到着は夕食購入時間を含めて3分前到着でした。最後は稲葉・帆前コーチ指揮の移動というラスト試合まで見事勝利でした(笑)本当によく頑張りました。

今回、優勝することができました。しかし私たちに掲げたビジョンがあります。あくまでもそこを目指します。ビジョンには到達地点はありません。登れば登るほどさらに良いものを創ろうという志が大切です。早速、今日からニューバランスカップ。みんなで良いものを目指し、みんなで創り上げてほしいと思います。やるのは君たちです。

(帆前)
初日に観光で訪れた日本サッカー協会にガラスのショーケースに入ったバーモントカップの優勝トロフィーを見て、『うわー、すげー!でけー!』と憧れの目で見ていた選手たち。まさか、今日、そのトロフィーが自分たちの物になり、トロフィーにセンアーノ神戸が刻まれることは想像していなかった選手も多いんではないでしょうか?正直に私も夢の世界だと少し感じていました。
しかし、試合を重ねるごとに成長し、進化していく彼らを観て、いけるんじゃないか?と感じ始めました。
神戸市予選からこのチームを見てきて、この短期間で本当に上手くなりました。驚きです。こどもたちの可能性は無限です。
東京では常に電車移動。いつものセンアーノバスでの移動とは違い、慣れない環境でしたが、本当によく戦いました。
また、支えてくださった方々への感謝は絶対に忘れてはいけません。
フットサルを教えてくれたガットのみんなも応援してくれました。
東京での試合にも関わらず、他のカテゴリーの選手、保護者の方々にも応援いただき、また現場での準備、荷物運搬など、本当にたくさんのところで動いていただきました。本当にありがとうございました。

ベンチに入れるメンバーは10人。4人はベンチにすら入れないという状況。そんな中でも必死に応援して、逆サイドの試合をしっかり分析していたメンバーの存在があったからこその日本一です。悔しい思いをしてるはずです。出たい!という気持ちもあったと思います。しかし、そこを我慢して、チームのために全力を尽くす。そんな彼らのサポートがあったことも決して忘れてはいけません。全員で勝ち取った日本一。
これがセンアーノの強さだと思います。全員で戦う、喜ぶ、悔しがる。間違いなく、全国でセンアーノの目指している『人もボールも人の心も動く』サッカーができました。
ご協力いただいた協会関係者の方々、当日のスタッフ、ホテル、橘さんのその他支えていただいた方、4日間本当にありがとうございました。

(稲葉)
日本一おめでとう!
なんとコメントしたらいいのか。
目の前で日本一を手にした君たちの姿を見れたことに、本当に嬉しく思います。
さて、君達に伝えたいことそれは2つあります。
まず、1つ目。
全国制覇、日本一。
人生の中で限られた人間にしか経験出来ない事だと思います。
もちろん僕もそんな経験したことありません。
今のプロサッカー選手すべての選手の中で日本一に輝いた事のある選手、、、そういないと思います。
では、日本一になったからといって人生に置いて価値があるか。人それぞれだと思いますがネガティブですが、生きていく上でそう必要ではないかもしれません。
僕が何がいいたいのかというと、君達がここにたどり着くまでにした経験、出会い、思いで、過ごし方、全ての過程がものすごく重要であるということです。そして何より。それが人生の財産になり、これからの生きる力になるということです。
ここを目指して日々努力してきた時間は何にも変えることの出来ない宝。
そして、高みを目指して切磋琢磨した仲間がいることが財産。
日本一を手にした君達にしかわからない、苦しみと挫折と努力。
これからの人生の中で大きな自信と、力になることは間違いないと思います。
10年後、20年後、あのとき稲葉コーチこんなことホットニュースで書いてたな、、と思い出してくれたらと思います。
二つ目。
日本一を取った君達。
さて、次は何を目指しますか?
もちろん!すぐにでも全員が同じことをいうと思う。
だからこそ。頑張ってください。
そしてまた、全力で取り組んでください。
期待してます。君達の背中が後輩たちの夢であり、憧れです。

最後に。
保護者の皆様。沢山の応援ありがとうございました。
洗濯、備品準備、栄養ドリンクに、応援!
もっと沢山影で動いて頂いてますが、これぐらいにしときます、、笑
間違いなく、お父さんお母さんの支えがあったからこそ選手たちは全力で頑張れたはずです。
これからも、センアーノファミリーとして一体となって歩んでもらえたらと思います。
ありがとうございました。

imageimageimageimageimageimageimage