U10 アントラーズナイキカップ大会1日目 大木 稲葉

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◼︎2016年7月29日
◼︎茨城県神栖市海浜公園天然芝
◼︎15分ハーフ✖️3試合

vs水戸ホーリーホック(茨城県)
3-1

vs江南南(埼玉県)
1-4

vsともぞうSC(栃木県)
0-1

4チーム中、予選3位。

(大木)
素直に書きます。
とても厳しい現状を目の当たりにしています。それはサッカーもサッカー以外もです。
サッカーをするために、心も身体も準備していきますが、現状の取り組み姿勢の幼さでは、このレベルと試合ができるレベルでは全くありませんでした。
荷物運び、ゴミ管理、自己管理、優先順位、、。いつになったらミーティングができるのか、いつになったらアップが出来るのか。
目的地やゴールを目指すために何を優先して何をしなければならないのか。
試合で良いパフォーマンスをするために何が優先なのか。
このチームにはいくら時間があっても足りない状況です。
サッカーも同じです。
ゴールしゴールさせないのがサッカーです。そのために、瞬間瞬間で選択していきます。今日も先週と同じで無駄な失点がたくさんありました。

そして、選手たちに一番伝えたいのは誇りを持ってほしいということです。
センアーノのU10を代表してここに来てます。勝ちたい!気持ちはみんな持ってますがその想いの強さが明らかにここに来てるチームレベルではありません。
負けたくない!
だから局面の戦いもあります。だから仲間に指示をします。だから仲間を鼓舞します。
そしてその想いを持って試合前から準備します。

今日は監督会議出席を急遽やめて、選手達とミーティングしてます。子供達も本気でやることが確認できました。
現状は非常に厳しいです。
しかし頑張ってる部分もたくさんあります。食事は明らかに食べれるようになってます。
素直にうまくなりたい!もっと強くなりたい!と1人1人が感じてきています。
彼らが上を目指す以上、私も妥協なく本気で取り組みます。
明日も厳しくとことんやります。

PS
今日良かったこと。稲葉コーチとコンビの時はいつも即興旅。今朝決めたアントラーズクラブハウス観光。たまたま偶然、トップチームが練習中。曽ヶ端、小笠原、昌子、遠藤、金崎、カイオ、黄、柴崎という現在の日本代表や韓国代表、元日本代表がたくさんいるアントラーズの練習を見学できたのは彼らはすごく貴重な経験でした。おまけにサインや写真まで一緒に撮ってもらい大満足でした。

(稲葉)
僕も素直に。
ある程度想定内の結果でした。
上位にいく。そんな簡単なもんじゃないのがこの大会ですし、これが全国レベル。選手達の中でも間違いなく甘さがあったに違いない。なんとなく勝ってきた、、そんな試合がこれまでに多くあったんじゃないかとずっと思ってました。そこをまだまだ、僕が伝えきれなかった事は1つ反省。
ただ、それは一番選手が今わかっていると思います。試合会場でも、監督から厳しく指導してもらい、そしてレベルの高いチームを目の当たりにし、やっと自分達の現状を知ったんだと思います。表情を見ててもそこに余裕はなく、いっぱい、いっぱい。でも、そこを乗り越えてこそです。
去年を思い出しました。なんにも出来なくて、ミーティングでいっぱい、いっぱいになって喧嘩して、泣いて、テンションおかしくなって笑いだす。また、ミーティングして、それでも出来なくて。。。
今年もそれぐらいのレベルです。
ただ。去年と違うことはひとつ!
去年は私も選手も無我夢中で悩み苦しみどうしたらいいのか頭を抱える程でした。
ただ、今年は違う。想定の範囲内だからこそ彼らに伝えれることは沢山知ってるし、沢山あります。だから、大丈夫。時間がないのもわかってますが、彼らが本気で立てた目標に対して向き合いだすはず。
絶対になんとかします。この後、残された二日間が勝負です。監督と僕本気で選手と向き合ってます。選手も少しずつ変化がありました。去年も目に見えて少し逞しくなったのは最終日。今年も出来るはず。
はずではなく、やります。監督がいうように僕だって妥協ないです。頑張ります。

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