U13 トレーニングマッチ 岡山・小菊・林

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■2016年6月12日(日)
■ドリームステップグラウンド
■25分×8本
vsFC湖東
0−0、0−0、2−0、0−0、5−0、0−3、1−0、0−0

■ヤマトタケルリーグでは実に派手な結果になっていますので「センアーノ神戸の1年生、大丈夫か?」と心配されている方が多いだろうと感じます。まあ、当然と言えば当然でしょう。正直に言って、大丈夫です。本当です。むしろ視界良好です。チームとしてはかなり未完成ですが、個人の資質は水準以上です。切れ味鋭いアタッカーもいるし、賢くてボール扱いの上手な中盤も、読みの良いディフェンダーも、走り回って身体を張れる頑張りマンもいます。では「どうして、この結果?」と言われると、それが指導者のレベル差なのでしょうが、それ以外でピッチ上に目を向ければ選手の経験の差かな、と。今までにも高いレベルを経験して来た選手と、これから経験して行く選手の差。あちらは小学生の頃から全国大会やトレセンなども含めた高いレベルに位置した選手の集合体で、こちらは県のリーグさえ経験の無い選手多数という背景。その選手が中学生になって1~2ヶ月で試合をすれば、差はこんなもの。しかも、只でさえ相手が強いのに、ユニフォームやエンブレムに序盤からビビったり、緊張で慌てたり、空気に圧倒されてナーバスになったり、小手先のプレーが通用すると思ってしまう判断の甘さなどを洗礼として浴びなければ行けません。我々はそれをやっと一通り味わった所。この経験は、後でとても大きいはずです。中学3年生の本番でも、経験が無く、今と同じことをやらかせば、それだけでもう終わりになってしまうのですから。現状、その相手のレベルの高さを知って、経験して、それを糧に真剣に努力を始めたという段階です。その中で、昨日はいつも通りのプレーで序盤から戦ってくれました。相手に怯まず騒がず固まらずの慌てずで、スタートからいつも通りのプレー。それでも結果が大差なのは力の差ですが、精神的な不利はほとんど無かったです。逆にその様子にスタッフが少し驚くぐらいでした。これは、関西トップレベルが解って来たこと、選手の開き直りに、単純に場慣れという結果ですね。これが一番の収穫です。多くの選手と経験出来ていることが財産で収穫ですね。サッカーに関しては、当たり前ですが中学1年生なりに、サッカーを学んでいます。勉強と同じで中学1年生に高校3年生の勉強を教えても仕方がありません。こちらもまだまだ序の口、相手どうこうや勝つ為ではなく、個人のレベルアップが目的のトレーニングばかり。ただ負けたくないのは世代を問わず。まだ全て負けたわけではありません。今後も集中して戦いましょう。彼等の結果と姿と現状を覚えておいて下さい。後で笑い話に出来る程、大きく飛躍することを確信しています。また平日練習から取り組んで行きましょう。