U13 トレーニングマッチ 岡山・小林

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■2016年2月7日(日)
■上甲子園中学校グラウンド
■25分×6本
vs上甲子園中学校
0−3、0−2、0−1

vs浜脇中学校
0−0、0−6、1−2

■心底冷え込んだ午前中の気温よりも、より一層、寒い内容の試合でした。控え目に言っても良い所は無し。「上を目指す」と言えば聞こえは良いですが、その為の情熱は全く足りていません。限界まで振り絞って今日を生きたかと言えば誰もそんなことは無いはずです。限られた時間の中での貴重な1日だったにも関わらずです。「声を出して行こう」なんて言葉は試合前の形式的な言葉で、結局、実際には誰も声なんて出さずに試合をしています。普段から徹底すべきポイントでこの状態です。これではセンアーノ神戸ではありません。「ユース年代で活躍出来る選手の育成」が我々ジュニアユーススタッフの合言葉ですが、この頑張りではユース年代での活躍はノーチャンスです。まだ中学1年生の彼等には実感として解らないとは思いますが、これから先には、運命を決める試合の緊張感で心臓バクバクの中、何とか奪い取るたった1つのゴールだけでも大きくガッツポーズをして歓声を上げたり、ただただ苦労と我慢だけを重ねてやっと得る1勝で皆で抱き合って大喜びするというシーンがきっとあると思うのです。それらは生涯忘れられない体験です。そんなかけがえのないシビれる経験は、お金を払うだけや、ちょっと取り組んだだけで簡単に味わえる様な陳腐なモノでは決してありません。センアーノ神戸はそんな夢と感動を味わえる本物の情熱を持ったチームです。嘘だと思うならユース在籍の選手に聞いてみて下さい。彼等は今までにそんな経験をして、ユース年代でも更なる大きな夢を求めて活動しているのですから。そして彼等だけではなく、このクラブに携わる誰もがそんなときめく時間を求めて日々トレーニングに励んでいるはずです。ここでの問題は「今日の様なゲームを続けて行ってそんな胸踊る思いが出来そうかどうか」ということです。そんな素敵な体験に巡り会うまでの道程は甘くはありませんし、思いっ切り怒鳴り散らされたり、ボコボコにされてヘコまされたり、代償や犠牲も払うこともあるでしょう。ただその先にある本物の充実感は素晴らしい経験であることは保証します。「僕もそんな経験をしてみたい」と這い上がって来る選手を求めています。めげずに諦めずに立ち向かう選手の出現を期待します。今日は素直に皆で反省です。今後はもっと気持ちの込もった熱いゲームを展開して行きたいと思います。

本日対戦いただきました各チームの皆様、応援いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。