U11 用海トレーニングマッチ 大木

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■2016年1月31日(日)
■西宮市立用海小学校
■20分1本×7試合

vs用海FC(西宮市)
2-0、0-1、3-1、2-1
7-0、3-0、7-0

公式戦の合間は常識にとらわれず、様々なことにチャレンジしています。今日も全ての試合でシステムを変え、個人のサッカー幅を広げ、オートマッチからの脱却をはかりました。あうんの呼吸やノーアイデアで成功することもサッカーではコンビネーションとしては必要です。しかし、オートマチックではなく、サッカー原則からの手作業を構築できる取り組みが大切だとも思います。
またサッカーはシステムやフォーメーションありきではいけません。システムはあくまでも人の配置だけのことです。大切なことはどのような人の配置でも有効なプレーをするかどうかです。システムだけを変えても有効なプレーやサッカー原則や必要なことが理解できなければ「仏つくって魂入れず」です。だから、今日はそのような取り組みをすることでサッカーの幅を広げる。技術とスキルとイマジネーションとコミニケーション力をつける取り組みでした。サッカー幅を広げ、未来への奥行とチームとしての様々な可能性を模索する意味でもいつでも心地よい状況設定ばかりでは応用問題を解くことはできません。考える・観る・感じる・勇気を持ってアクションをおこす・・工夫するから、苦労するから生まれる成功体験が骨となり肉となるからです。

さて、結果は・・・。
相手監督さんからも絶賛いただきした。私もこれだけややこしくしたにも関わらず、自分たちで考え・感じ・観て・勇気を持ってアクションをおこし、相手ストロングを消し、スペースを創出し、人もボールも動き、得点も奪えたことは選手たちの自力を感じました。ただ、全員ではありません。できた選手とそうでない選手がいたのも事実です。まだまだドリル問題を繰り返し行い、習慣を変えなければならない選手。出題の意図や問題の読解力をつけなければならない選手もいます。ただ、A・Cチーム以外の選手たちも少しずつ変化も感じてきましたので成長を感じることもできます。この取り組みを継続してほしいと思います。

今日参加していた選手たち全員、まだまだ伸びると思います。まだまだ可能性があると感じました。なぜならば、自分たちで考え工夫することの中でうまくいったときの楽しみを知っているからです。そう感じた今日でした。