U13 A―Bridge Cup 最終日 岡山

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■2015年12月20日(日)
■大久保中学校グラウンド
■25分ハーフ×2試合・20分×3本
【準決勝】
vs野々池中学校(U-14)
2−2(前半1−1)(P.K.3-5)

【3位決定戦】
vsAC高砂(U-14)
1−2(前半1−0)

■トレーニングマッチ
vs野々池中学校
1−1

vs大久保中学校
2−2

vsAC高砂
0−2

■U13を2つに分けての活動でした。一つ上の学年の相手に悪戦苦闘の2日間でした。2日間で大声とインターセプトを狙って行く姿勢がまだまだ足りないという部分を見つめられたと思います。また自分達よりデカくて、速くて、強い相手にどう戦うか問題でした。それは決して体格や身体能力に恵まれているワケではない、我々、日本人が世界で戦う為の課題と同じなのかも知れません。この大会は先日、現在U15代表監督の森山佳郎さんにご教授いただいた【Japan’s Way】の一つの解答、日本人の良さである「機動力・持久力・組織力」を活かした戦い方を意識させられました。と言っても、我々が普段からやっていることと実は何も変わりはしないのですが。よりイメージを明確にする為に「ハチディフェンス」と呼ぶアイデアを森山監督から拝借し-ハチの様に次から次へと集団でうるさくまとわりついて、チクリとひと刺しするーということを意識付けて戦いました。ベンチから「ブンブンブンブン行け」とか「うるさくまとわりつけ」なんてしきりに言ったものですから、もしかしたらグラウンドにおられた方には“センアーノのコーチは何言ってんだ?”と思われたかも知れません。でも、さすが中学生にはとても解りやすい表現であった様子で、大きな相手に数名で粘り強くまとわりついて、わらわらと囲んで、チクリと球際でボールを奪い取る守備は実に良く表現出来ていたと思います。オープンな状況やカウンターではさすがに相手に独走を許し、コーナーキックのヘディングの高さでモロに負けるなどで失点してしまいましたが、なかなか出来ない勝負を賭けたPK戦をさせていただけたことも貴重な経験でした。個人的には今まで見た15期生の活動の中では今日が一番良い内容でした。以前にも、この世代で練習試合をさせていただいた先生方もグラウンドにもおられましたが「あれ?こんな感じだったっけ?こんな強かったっけ?」という様な反応をいただけたことも成長の証でしょう。ただそうは言っても、結果的には勝てていません。学年の差なんて関係ありません。勢いや内容ではなく、スコアの差で負けました。こちらも先述の森山監督の言葉ですが「負けても平気な選手と一緒にサッカーする気はない」という言葉は、私も同じ。ただ、試合に負けた後はへたり込んで「ちくしょう」と悔しそうな男の顔をする選手が数名いたのは好印象。ちょっと雰囲気が出て来ました。こっからです。

本日、対戦いただきました各チームの皆様、応援に来ていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。