U12 全日本少年サッカー大会 兵庫県大会 準決勝・決勝 大木・野口・帆前・田代

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■2015年11月21日(土)
■三木防災公園第2球技場天然芝グラウンド
■20分ハーフ×2試合

【準決勝】
vs西宮SS(西宮代表)
1-0(前半0-0)

【決勝】
vs兵庫FC(東播代表)
0-3(前半0-1)

兵庫県大会 惜しくも準優勝。

(大木)
正直な今の感想は全国大会出場まであと一歩まで来たので悔しい気持ちもありますが、それ以上にこの子達と夢を一緒に追いかけることが出来なくなったことが本当に残念でなりません。
寒い冬にカップラーメンばかりの遠征があったよね。勝負どころの新人戦神戸市決勝はみんなでうれし涙したよね。大雨でビチョビチョの尼崎県大会決勝はみんなで悔し涙を流したよね。関西大会ガンバ戦のハードワークは観てる人の心を動かしたよ。トップリーグ但馬の夜、思いっきりしかったよね。但馬・五色・播磨光都・赤穂・・のトップリーグ、そして移動のバス内は大騒ぎだったよね。秋の関西大会のガンバ戦のラストの同点ゴールは執念だった。。。
振り返ると本当にいろんなことを思い出します。
本当に長い時間をこの子達と一緒にいて叱り、笑いました。何回、この子達とハイタッチした本当にかわかりません。
本当に楽しかったです。みんなありがとうな。

今年のチームは県トップリーグ出場チームの中だけでなく、兵庫県大会出場チームの中でも、明らかに身体の遅咲きの6年生や5年生選手が多い。
夏を超えた今大会はフィジカル的に厳しい試合になることは春の時点から想定していました。
しかし、試合を始めると小さな選手たちが体をはり、声を出し、自分たちの技術と戦術で真っ向から戦いました。ゲームプランも焦点を自分たちの技術と戦術にあて、そのストロング部分をしっかり出すことを確認してきました。
土台となる技術を前面に出したサッカーで今年の全ての兵庫県大会・県トップリーグ・関西大会を上位まで勝ち上がった選手たちをたたえると同時に私自身も子供たちからサッカーの本質を学ばせてもらったような気がします。
しかし、実は技術戦術以上に大きな要因が今年のチームにはあります。それは『チーム力』です。チームを支えようとする子供たちが多く、仲間を信じ、仲間と一緒にサッカーができる選手たちばかりだったことが『チーム力』を高め、厳しい試合も勝利できた大きな要因でした。
象徴したのが、昨日の最後のミーティングでした。子供たちに感想を聞くと、「全国に行けなかったのは悔しいけど、この仲間とここまでこれたことは本当に楽しかった」と感想を言ってくれました。
6年生たちは5年生たちが自分をしっかり発揮できる環境を作ってくれました。いつも移動では楽しく過ごしていました。ここ一番の緊張場面も仲間の笑顔で救っていました。
そんなこのメンバーの子たちと夢を追いかけることが今日で最後だと思うと本当に残念です。

そして、そんなチームになった一番の要因はこの子達の保護者皆さんでした。わが子中心、出る出ない、ぐちや文句・・・そんな発信をほとんど聞かなかった12期生の保護者みなさんでした。
O代表を中心にわが子だけでなく、いつもチーム全員の子供たちを純粋に応援いただきました。そんな雰囲気を作ってくれました。
おそらくたくさんの葛藤もあったと思います。
しかし、いつもポジティブな思考や発言をしてくれました。そんな保護者みなさんばかりだったことが子供たちに安心を作り、子供たちに優しさと大切な心を植え付けてくれたんだと思います。
私の経験上、いくらうまいチームでも少年サッカーは保護者の方のふるまいや態度や発言でチームは大きく変わるからです。
そのような意味では今年のチームが本当に仲良く『チーム力』を上げることができ、どの大会でも力を発揮し、どんどん子供たちが成長することができたのは保護者皆さんのおかげだと確信しています。
素晴らしいチームになることができました。本当にありがとうございました。

選手たちも保護者皆さんもスタッフも後輩たちも後輩の保護者の多くの方も昨日は勝って喜び、負けて涙しました。
センアーノ神戸、夢クラブが目指している、選手も保護者もスタッフも一体となって青春しよう!そんな1日だったと思います。
全国にあと一歩・・本当に悔しいです。この子達と夢を追いかけることができなくなった瞬間・・本当に残念です。
でも、あれだけ多くの方と青春できたことは私の一生の宝物です。
ありがとうございました。

(帆前)
悔しくも全国の切符を逃しました。
兵庫FCさんは圧倒的な強さでした。全国大会での活躍を祈っています。
全日という大会を通して、一番感じたこと。サッカーはチーム力が大切だということを改めて感じました。
これまでいろんな壁にぶつかってきたでしょう。自分たちよりでかい、速い選手とも数え切れないほど試合をしてきました。
その度にどうすれば、、、をみんなで常に考え、ミーティングしてきました。
これらの集大成が今日の試合だったのではないでしょうか。味方選手が苦しんでいる時、チームが負けそうな時、第一にチームのことを考え、自分が辛くてもデフェンスをする。チームのために盛り上げの声をかける。味方を思いやって助け合う、チームのみんなが一緒に手をつないで戦えた大会でした。
苦しんでいる時に支えてあげるのが仲間。たくさんの涙がありました。それもすべてチームのために一人一人が全力で戦った証です。
仲間を大切にできる人間になってくださいね。

今日で6年生の公式戦は終わりました。ここから大切なことは、まずは目標設定。それに向けての取り組みです。これからさらなるレベルアップのためにも、1日1日を無駄にせず、後悔しないよう、全力で頑張ろう!そのためにも今日はしっかり休んで充電しておきましょう。

5年生、12期生が成し遂げられなかった、全国の舞台へ来年はぜひ行ってほしいです。
そのためには苦しいことや辛いことも絶対にあります。しかしそれを乗り越えたときに真の強さが身につくでしょう。忍耐力です。
試合前日や当日の朝、低学年の保護者から応援してます!など多くの声援をいただきました。
影で支えてくれた人たちのことを絶対に忘れてはいけません。応援してくれた仲間、大会運営をしていただいた協会の方々、みんなが正しく安心して試合ができるようにしていただいた、審判の方々、そして側にいていつも君たちのことを気にかけ、何かあれば助けてくれる保護者の方々、本当にありがとうございました。
安心して、全力でサッカーできるのはみなさまのおかげです。改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
これだけ支えて頂けるのもみんなが応援したいと思えるチームだからだと思います。
これからも応援してもらえるようなチームになるために常にありがとう!を忘れないこと。
そしてここからが新たなスタートです。

(田代)
みんなの懸命な姿にどれだけ多くの人が心を動かされたでしょうか。
懸命に声を張るセンアーノ神戸の選手はもちろんのこと、保護者の皆様、そして皆様の熱い声援を間近で感じていたかくいう私もその一人です。
色んな物を抱え、様々なことに悩み苦しみ、みんなはずっとずっと闘い続けてきましたね。
そんな姿を見聞きし、迎えた全日の準決勝、決勝。
ピッチに立ったみんなをみて思い出したのはみんなと初めて会った淡路の合宿です。
もう半年以上経ちますね。坂をひたすら楽しそうに走るみんなに、逆境をも乗り越えていける、そんな力強さを感じました。
それから約8か月。気付けば全国まであと一つ、そんなところまで辿りついてしまいました。

ですがその道は険しかったですね。
届かなかった全国への道。私では推し量ることのできないものがあったと思います。
ピッチに倒れこむみんなの姿を見て感じた悔しさはきっとこれからも忘れることのできないものです。
でもここがゴールではないですよね。
あくまでみんなの夢の通過点。歩みを止めず、これからもセンアーノの先陣をきってほしい。
そしてこの経験を必ずみんなの糧にしてほしいです。ピッチに立った選手、陰ながらチームを支えた選手。誰一人欠けてもここまで来ることはできなかったはずです。みんながミーティングで話した内容はこのチームの強さを象徴していましたね。その言葉、忘れないでね。
応援に駆け付けたセンアーノの選手のみんな。2年生から6年生まで勢ぞろいしましたが決勝でのあの声援は本当に心が震えました。そして本当に数多く来てくださったセンアーノ神戸の選手の保護者の皆様。センアーノファミリーの一体感を改めて感じました。
本当に本当に数多くの方がサッカーを通じて輪が広がっていきますね。その素敵な輪をこれからも紡いでいくことがみんなの使命の一つですね。果たせなかったものを手にするために、もう火蓋は切って落とされています。

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