U15 高円宮杯関西大会 小菊・岡山・丸山・小林・森田

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■2015年11月7日(土)
■橿原公苑陸上競技場天然芝グラウンド
■40分ハーフ
vsRIP ACE SC
0−3(前半0−0)

■中学年代最後の大会の関西大会に挑ませていただきました。強豪相手に一歩も引かず、アグレッシブに戦うことが出来ました。後半の半ばで決定的なチャンスを逃したことで少し緩んだ隙を突かれて失点し、更に追加点を奪われて悔しい敗戦。あれだけのチャンス、あとは入れるだけのビックチャンスを数度も作りながら1点が取れず、点差には見えない凌ぎ合いも十分にあっただけに本当に残念。ただこれもサッカーなのでしょう。この結果によりセンアーノ神戸ジュニアユース第13期生は引退となりました。試合後には皆が一様に床にへたり込んで涙に暮れる場面もあり胸が一杯になりました。ここまでの頑張りには胸を張りたいと思います。入団当初は守備が出来ずに簡単に点を奪われ、競り合いや球際も実にヘナチョコだった13期生でした。ゴールを奪うのもほとんど一人に頼り切りで、真面目で正直で純粋なお坊ちゃんばかり。来る日も来る日も馬鹿みたいにプレスを掛けて、ドリブルを仕掛けて武器を磨き、横幅68メートルを何往復も走り、チャチなプレーには怒号を浴びせられながら情熱を頼りに戦って来ました。思春期が絡んでチーム内でごちゃごちゃした時期もありましたが、3年間のスパンで見ればそれはとても短期間に限った話。多くの時間を本当に素直で、真面目で、真摯に取り組んでくれました。そうは言っても中学3年生になってもまだまだ甘い部分だらけで、調子が良ければ素晴らしいサッカーを見せたり、強豪にも勝利したりもするのですが、ダメな時は全くダメ。県のリーグ戦も最終的な結果は兵庫県7位という満足出来る結果ではありません。おそらくはこの3年間、悔しい思いの方がずっと大きいと思います。それでもクラブユース選手権・高円宮杯共に、何とか関西大会出場の連続出場記録を次の世代へ繋げたのですから十分な成果でしょう。リーグ戦でも1部・2部共に目先の結果に囚われず沢山の選手に出場機会を提供し、美しいサッカーのアプローチも取り入れて、小難しいことにもチャレンジして来ました。世間ではそうではない所もあるらしいのですが、我々はAチームもBチームも変わらぬ情熱で取り組んで来ました。ピッチに立つ選手はもちろん、それを支えるチームメイトの応援はどんな舞台でも肌で感じた誰もがシビれる武器であり続けました。そういったことがきっとこの先のユース年代で実るんだと信じています。そして、今日まで共に夢と感動を求めて戦って来れたのは、選手達の素直な頑張りあってのものでした。スタッフが選手達を導いている様で、その実は選手達の輝く眼差しに導かれて来たように思います。入団当初から今日の最後の最後まで、全く変わらず真剣な眼差しで話を聞いてくれる素直な選手達。その輝く瞳に「何か為になることを、何か有意義なことを、何か支えになることを、何か価値のあることを、何か心を揺さぶる様なことを彼等に伝えたい」と、スタッフも創意工夫と努力と情熱を引き出されて来た様に感じます。選手達の成長と共に、我々スタッフも本当に豊かな成長と体験をさせていただきました。本当にありがとう。名残惜しいというのはこういうことなのでしょうが、話を続ければキリが無いのでこれぐらいにしておきましょう。センアーノ神戸ジュニアユース第13期生の皆、本当にお疲れ様。またグラウンドであえることを楽しみにしています。いつでもこのセンアーノ神戸に顔を出して下さいね。ありがとう!

そして、その選手達を常に支え、日本スポーツ夢クラブ・センアーノ神戸に選手を預けていただいた保護者の皆様にもお礼を申し上げなければなりません。多感な時期、また高校受験も控えた中で選手達の「サッカーに情熱を注ぐ」という夢の時間を選手達に与えていただき本当に感謝しています。雨だろうが、雪だろうが、会場が遠方だろうが、見るに耐えない散々な内容だろうが、いつでもグラウンドにお越しいただき、常に温かいサポートをいただきました。今日の試合もジュニアユースの応援団に併せて発せられる手拍子は試合を戦う選手とスタッフに大きな後押しと活力となりました。最高の舞台まで辿り着くという所まで選手達を導けず申し訳ございません。それでも
ここまでの夢クラブでの活動が選手達の成長へと繋がっていれば嬉しく思います。また保護者の皆様自身も胸を熱くし、心を震わせる豊かな体験をしていただけたのであれば幸いです。皆様にもまたお会い出来る日を楽しみにしております。3年間、本当にありがとうございました!