U15 県トップリーグ入れ替え戦 岡山・小菊

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■2015年10月25日(日)
■播磨光都グラウンド人工芝
■35分ハーフ
vsFCみなとGRAW
2-3(前半0-2)

■いつかどこかでやった様な試合でした。今日に限っては「引き分けでも残留」という状況で、立ち上がりから心理的には有利なはずが、開始早々に失点で、あっという間に逆に精神的に追い込まれる展開になってしまいました。試合開始からインターセプトを狙われる足下へのパスのみで相手の深い所まで侵入出来ず、リスクを背負い過ぎて、それがミスに繋がり失点しました。序盤の落ち着きの無さからいつもやるポカが今回も出てしまいました。それが祟って五分の力関係でもスコアは前半0ー2。普段から取り組んでいたセーフティーファーストをもっと徹底すべきでした。公式戦になると緊張して力を発揮出来ないのはよくあることなのですが、普通ではありえないポカまでを早々にやってしまう点の修正が出来無かったことが反省。序盤の失点は2部メンバーの課題でしたが、最後まで修正出来ず。指導者への宿題です。後半はメンバー交代も含めて、開き直って仕切り直し。フレッシュに頑張りを見せ、後半開始早々に得点し、追撃態勢に入り、観る者の興奮を呼ぶゲームでしたが最後は1点届かずに敗戦。トップリーグ戦でも1点差で負けたゲームは全て同様の内容でした。序盤の精神的な面が理由で情けないミスをしてから追い掛ける展開になって、やっと開き直って落ち着きを取り戻す。これでは敗者のメンタリティーです。試合そのものは必死で喰らいついたグッドゲームでしたが、ここはやはり結果が伴わなければ残念となってしまう舞台。2部メンバーのほとんどの選手が在団中に怪我や悩みなどで長期離脱をしたことがあり、青春の蹉跌というのか、積み上げて来たものが少しばかり足らず欠けている要素があって、それが重厚なバックボーンを生み出す所までは行かず、こういう試合で後一歩踏ん張りきる力の無さに繋がりました。そうなったのは大人の、指導者の責任。それでも、今日参加した誰もが、最終的には苦しい所を途中で逃げ出すことなく最後まで戦えたことで、過去の躓きとは違う所を見せられました。試合にもなんとか勝たせてあげたかったのですが、本当に残念です。申し訳なく思います。ただ、負けてはいけない戦いで負けてしまうことこそ、勝負の世界で人を一番成長させるものだと信じます。この経験や思いを無駄にはしません。また頑張りましょう。

本日、対戦いただきましたFCみなとGRAWの皆様、熱い応援いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。いよいよ共に過ごす時間が無くなって来ました。本日の様に、結果はどうあれ、明るく楽しい人間育成を行いながらも夢と感動を求めて最後まで熱くエールをいただけたらと思います!