U11西大冠招待大会 寺田杯 関

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■2015年9月12日(土)
■高槻市立総合スポーツセンター
■15分ハーフ×4試合

【予選リーグ】
vsガンバ大阪(大阪府)
0-4
vs山田荘SC(京都府)
6-0

グループA 2位
【2位トーナメント】
vs西大冠FC(大阪府)
6-0
vsジョイナスFC(大阪府)
5-1

2位トーナメント優勝。

今日の朝、「チーム一丸」という言葉を改めてキーワードに掲げてスタートしました。チームメイトがいること、チームメイトと共に試合ができることへのありがたみを再認識してもらうためです。今の選手たちを見ていると、どうも仲良しこよしで性格が合う、ノリの合う人同士が何人かで群れていてギャップがあると私なりにも感じた場面が何度かあったのがすごく気になりました。その選手たちの気持ち、人間の心理として理解できますが、それではチームスポーツは成り立たないと思ったので、そこを考え直してもらうための機会と問いかけを選手たちに今日は与えています。同じ目標を目指す仲間たちで、一人一人のサッカーと仲間たちへの熱量を合わせない限り、どうしても糸のほつれは出てきます。落ち込んだり喜んだりすることはあると思いますけど、同じ目標を目指す同志がいることへの感謝を持って一人一人がもっともっと前向きに足並みを揃えて進んでいく必要があると今日は強く感じました。仲間というフレーズで綺麗事を並べているかもしれないですが、やはり苦しい場面で必要な力は『チーム力』だからこそ敢えて言っています。結局何が言いたいかと言うと、
仲間への気遣いと感謝をもっともっと大事にしてほしいということです。人間同士、合う合わないがあるのは仕方ないと思います。しかし、合わせようという努力が無ければチームとしての進歩は生まれないと思います。
今日の選手たちの試合内容に関しては、勉強になることが多々あったなと感じます。一試合目に関してはチャンスがあっただけに点差を広げられてしまったことに選手たちも、私も悔しさがあります。局面局面での仕留める集中力や同じポジションの選手同士でのマッチアップでパワフルな当たりの強さを見せられてしまった場面もありました。そこは素直に相手をリスペクトしながら、あの場面どうするべきだった次はこうしよう、と試合直後に分析して振り返りはしたつもりでも、時間が経ってから私自身が指導者として改めて一試合目の敗戦を思い返して言葉に出して振り返ったとき、抽象的な薄っぺらい言葉しか出てこなかったことに悔しさと危機感を感じました。まだまだ子供達にサッカーを教える本質が見えてないなと正直感じました。そういった意味でも選手たちにとっても私自身にとっても勉強になったなとも思いますし、これからも口だけでなく、本当の勝負所を勝って目標を達成するまで向上心を持って努力と見本を見習って勉強をしていく必要があるなと思いました。
ただ一つ言えることは、今日も一人一人がアピールをしようという志は見えたのでそこは良かったと思います。良いプレーやナイスファイトはもちろんあり、心の熱さを感じることは出来ました。良い部分も反省の部分も今後に繋げれるように明日の活動も今日言われたことを思い出してがんばってほしいと思います。

素晴らしいピッチと素晴らしい運営をしてくださった大会に招待してくださった西大冠さん、本当にありがとうございます。主審副審も全試合していただき、本当に感謝しております。今後ともよろしくお願いします。

最後になりましたが、今日も朝早くから遠方まで応援に来てくれた保護者の皆様、本当にありがとうございました。今日選手たちと話をしていて見に来てくれてサポートしてくれていることへの感謝はもちろん選手たちは持っているみたいです。私もそれを聞いて、嬉しかったです。これからもがんばる選手たちへの温かい応援をよろしくお願い致します!