U15日本クラブユース選手権兵庫県大会決勝トーナメント 関西大会決定戦 小菊・岡山・土谷

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■2015年5月9日(土)
■アスパ五色サブ(天然芝)
■40分ハーフ
vs神野SC
5-2(前半2-1)

■今日まで、このクラブユース選手権兵庫県大会は本当に険しい道程でした。大会直前に前線の選手が相次いで故障、同じく中盤の選手も故障、大会期間中にも守備陣の故障、挙げ句はキーパーまでも怪我をして欠場したりと「これでもか!」と言う程、怪我に苦しめられた大会期間でした。それでも皆で協力しながら、代わりで入った選手が常にチームを盛りたて続け、一歩一歩進むことが出来たことを嬉しく思います。クラブユース新人戦ではシード権が取れず、決勝トーナメントに3チームも残った激戦の1次予選も何とか突破し、挑んだ2次予選では実にあっさりと負けてしまい2位通過。いざ決勝トーナメントでは初戦を大敗し、これまた早々に後が無くなり、何とか凌いだ前節を経て、本日の関西大会決定戦まで漕ぎ着けました。そして、本日挑んだ対戦相手、直接対決の中学1年生のルーキーリーグでは惨敗、2年生の新人戦も完敗して行く手を阻まれ、3年生になってからも県トップリーグで完膚無きまでに打ちのめされた、この世代屈指の強豪、クラブユース新人戦チャンピオンチームである神野SCでした。練習試合も含めて、勝った記憶は全く無し。「今度こそ勝利を」と挑み、出来の良い序盤から先制したものの、ズバッと切り裂かれ同点。そこから常に予断を許さない展開の連続でしたが、巡って来たチャンスをモノにし、追撃も浴びながらも、遂に、やっと一つ借りを返すことが出来ました。今日もセンアーノ神戸ジュニアユース13期生の選手達が良く頑張ってくれました。それはつまり、試合に出た選手ばかりではなく、試合に出場しなくとも、仲間を励まし、注意を喚起し、支え続けた選手達が本当に見事だったということです。また何となくここ最近の上昇気流に乗れたのは、先のフットサル大会神戸市予選で苦しみながらも優勝を勝ち取ってくれた選手達の頑張りと、昨日の様に、試合前の大事な練習時間そっちのけでグラウンドの清掃やゴミ拾いを自主的にしてくれた選手達の努力の成果だと思います。本当にありがとう。皆、良く頑張りました。ただ、忘れてはいけないのは今日の勝利が目的ではありません。この世代が1年生の頃から常に伝えて来た通り「関西大会での大きな勝利」が、サッカーの結果の面においては、我々の目的です。そう考えると、まだその挑戦権を得たに過ぎません。そしてその舞台は、今日までに敗れ、悔し涙を流した選手達の夢の続きです。彼等の想いに応える為にも、まだ、戦いを止めるわけには行きません。兵庫県の代表チームの一つとして、関西の舞台でも意地を見せに行きましょう。おあつらえ向きに明日の予定はトレーニング。早速、まずはここから走って行きたいと思います!

本日対戦いただきました神野SCの皆様、過去に今日と同じピッチで新人戦に完敗してからも常に意識し、発奮させられ、目標となるチームの一つであり続けています。本日も最後の最後まで手厳しい好敵手であり続けました。今回は、たまたま我々が一つ勝利を得たに過ぎません。またリーグ戦などで対戦する機会がありますが、共に競い合って行きたいと思います。ありがとうございました。また、今日の心強い仲間、長距離移動も何のそので現地へ応援に駆け付けてくれた保護者の皆様・センアーノ神戸ユース&ジュニアユース選手達の記憶に残る大応援、この応援のエネルギーこそが、関西出場を決定づける最も重要な最後のピースでした。月並みな表現で恐縮ですが、まさにセンアーノ神戸に携わる全員で掴んだ勝利でした!試合後に出場した選手からポロリとこぼれ出た「応援に勇気付けられた。無ければヤバかった」という感想は紛れも無く真実でしょう!皆様のおかげで次の舞台にチャレンジする機会を得ました。また次の舞台でも、今回の様に応援していただけるようなチームや選手であるために、我々がやらなければならないことを続けていくということをお約束して、明日からも活動して参りたいと思います!本日は本当にありがとうございました!
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