U15 第57回神戸市民体育大会兼神戸市中学生サッカー選手権大会2回戦 岡山・津島・小菊

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■2015年4月19日(日)
■井吹台中学校グラウンド
■30分ハーフ
vs平野中学校
4-0(前半1-0)

■トレーニングマッチ
vs井吹台中学校
1-0、1-0、1-0

■2回戦も勝利です。先に駒を進める為に勝つことは出来ましたが、淡白なゲーム内容でした。声の量も足らず、ボールが来ては行き当たりばったりのプレーも多かったです。燃える様に戦える選手もいますが、ボールに触るだけで精一杯の選手も大勢いました。この世代は怪我を長引かせて技術練習がしたくても出来なかった選手が沢山いましたが、その遅れを取り返す為の努力をして来た選手がどれ程いたでしょう。足りないならば足りないなりの行動が必要です。ただただブランクを受け入れるだけではなく、流れに抗って取り組むことも必要です。そして、悪いことばかりではなく、良いプレーのアイデアとキレを発揮してくれた選手も数名います。「いずれは更に上のレベルで・・・」と期待を膨らませることも出来ました。課題と収穫、まさに発展途上の育成年代でした。

また、ここ最近、試合中の接触で故障者が続出です。自分を守ることも技術であり、相手を守ることも技術です。メジャーリーグで未だ活躍中の日本を代表するアスリート・イチロー選手は20年を越えるプロキャリアを経ながらも、怪我で休養したことはほんの数回です。これは体が強いとか、運に恵まれているというだけではなく、怪我をしない為の体のケアや入念な準備はもちろんのこと、ボールを追いかけてフェンスにぶつかる際は全身を脱力することや頭から突っ込むヘッドスライディングはしないなどの実際のプレーの中でも怪我をしない為の心がけをしているからです。その徹底ぶりこそが彼がスーパースターたる由縁で、もっと言ってしまえば、怪我で休むことなくサラリーを貰っているチームや勝利を目指すチームメイトへの貢献を責任を持って果たすことが出来るという本物のプロ戦士でしょう。怪我は自分が大好きなサッカーを出来なくて残念というだけでなく、試合出場選手の負担の増加や戦力ダウンという状況を生み、仲間やチームにも影響を与えます。今後は自覚と責任を持って、怪我には十分に注意して取り組んで行きましょう。

本日対戦いただきました平野中学校・井吹台中学校の皆様、また応援に来ていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。また次回も宜しくお願い致します!