U14淡路遠征3日目 土谷・津島・笠江

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■2015年3月31日(火)
■淡路佐野運動公園
■25分×2試合(DREAM)
vsリベルダージFC駿東
0ー0(前半0ー0)PK3ー1
vsセンアーノMOVE
2ー1(前半1ー1)
☆優勝☆

■25分×2試合(MOVE)
vsサウーディFC
1ー1(前半0ー1)PK3ー0
vsセンアーノDREAM
1ー2(前半1ー1)
☆準優勝☆

■本日も無事に活動を終えることができました。たった三日間の大会ではありましたが、選手達は少し逞しさを見せ、全員が成長し各々が課題と成果を実感し、充実した遠征となりました。最終日の準決勝では両チーム共に熱戦を繰り広げ公式戦かのように闘い、素晴らしい試合を観せてくれました。その闘いぶりは選手達が実感したように、観ている人が応援したくなるような魂がぶつかり合う本気の試合でした。
しかし、肝心の決勝戦では今まで見てきた数々の先輩達の紅白戦や14期生の紅白戦の中で一番、元気のない試合となってしまいました。『日本一熱い紅白戦をしよう』とピッチに出た選手からは声もなく、センアーノのらしさもない非常に残念なものでした。この三日間で積み上げたものは一つも見せる事なく終わり、仲間だからなのか、決勝に来た満足感なのかわかりませんが、そこに魂はありませんでした。これが今の自分達の現在地であり、日頃の練習での未熟さや甘さが現れたといってもいいのではないでしょうか。一番のライバルはいつも身近にいるのです。
スポーツとは常に勝敗がありますが、我々は目先の勝利や敗北にとらわれてはいけません。自分の目標は何なのか、チームの目標は何なのか。もちろん勝って喜び、負けて悔し泣き、そういった感情はスポーツの醍醐味でもあります。しかし、必ずそこには先にある目標への通過点である事を理解しなければなりません。
そして、その目標を達成させるためにはサッカーだけを真剣に取り組み努力しているだけでは達成できません。学校生活、勉強、私生活、遊びと様々です。サッカーの試合ではボールに触っていない時間の方が多いのは知っていることでしょう。このボールのない時間にどれだけ準備をする事が大事かは皆が実感しているはずです。これは日常生活に置き換えるとサッカーの練習や試合をしている時間より、それ以外の時間の方が多い事が分かります。一流の選手程、それ以外の時間を上手く使い、重要な事を理解し自分の成長の為に実践しているのです。
二年生となり、上には先輩、下には後輩と難しい学年になってきました。時には壁にぶつかり苦しく、逃げ出したくなる時もある事でしょう。そんな時は一年間の苦楽を共に過ごした仲間に助けてもらったり、チームが指し示すしおりにある羅針盤で迷路から抜け出したり、時には熱くぶつかり、共に乗り越えていけば良いのではないでしょうか。このチームにはケガで試合に出れずとも三日間チームをサポートしてくれた熱い選手もいるのです。(ありがとう)
思いは必ず行動や言葉に現れます。それが分かった遠征となりました。自分がこの遠征で実感した経験を大事にし、継続してものに出来るよう実践していきましょう。そして、自分達の本気をこれから見せて欲しいと思います。

今回の大会に遠方からご参加頂きました皆様、日帰りで3日間淡路まで通って参加して頂きました皆様、本当にありがとうございました。皆様のご協力もあり無事に大会を終えることができ、どのチーム様の選手達も成長する事ができたと思います。次回もまた是非とも宜しくお願い致します。

また、最後になってしまいましたが、平日にも関わらず本日も保護者の皆様にはたくさんの応援にお越し頂き、差し入れ等も頂き、感謝の言葉しかありません。毎度の事ではありますが、今回の遠征にもご理解とご協力を頂きまして、誠にありがとうございました。