U14 トレーニングマッチ 岡山・坪田・土谷

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■2015年3月8日(日)
■ドリームステップグラウンド
■35分×2本・30分×4本
vs奈良YMCA
0-0、0-0、0-0、0-1、2-2、0-0

■どのゲームも内容は良く、主導権を握っていたと言って良い日でした。攻撃も惜しいというものばかりで、相手の好守にも阻まれました。問題は失った点数。またもや、試合終了間際。それも2ゲームもでした。昨日、県トップリーグの一つ前の試合で、リードしている側の数名の選手が相手コーナーサイドにボールを運び、そこでボールキープをして、いわゆる「時間稼ぎ」をしていました。当然、我々の中にもそのことに気付いた選手もいたと思います。それを「スポーツマンシップに反する」と笑うのは簡単です。「育成年代には必要無い」というのもおそらくは正論でしょう。でも、そうまでしてでも勝利を目指す姿勢は見習うべきです。負けている相手は試合終盤には当然「何とか一点を」という姿勢になります。それでも、我々は試合の最終盤でも自己満足だけの浅はかな前線、自陣の狭いエリアを無理矢理ドリブルで仕掛ける中盤、相手に気圧されキック一つもまともに蹴れず失点に直結させる後衛、勝負所で緩んだ気持ちを締め直せない守護神が相変わらずそこに存在しています。そして今日も「またもや」の事態でした。我々のスタイルの特性も考慮に入っていません。大声を張り上げ、プレーで引っ張るリーダーもいません。リスク管理する賢明なアイデアもありません。勝負に対する厳しさも無いのです。このセンアーノ神戸にも過去には大本番の最終盤にリードを覆され夢を絶たれた苦い経験もあります。その味を噛み締め、そこから学んだことも常日頃から伝えています。それでも最後の最後で、再び、今日も不意にしてしまいました。内容が良かっただけに勿体無いの一言。今日の経験は本番の大会に近付く中で、とても良い経験でした。・・・と言うだけではもうダメなのでしょう。昨日にも、過去にもあった同じ様な良い経験を活かせていないことが不満です。結果そのものではなく、その失点へ繋がる過程に歯痒さを感じます。学びが無い世代です。指導者も反省です。考え足らずの行き当たりばったりや弱い心でうろたえる精神はもう捨てましょう。1年後の卒団式で「あの日から変わった」と言える日を、今日にしたいと思います。

本日対戦いただきました奈良YMCAの皆様、ありがとうございました。