U14 兵庫県クラブユース 岡山・竹内

Categories: HOT NEWS(U-15)

■2014年12月23日(火)
■フレスカグラウンド(人工芝)
■30分ハーフ
vsサルパFC
1-0(前半1-0)

■クラブユース新人戦は最終日でした。まずは大会最終日まで緊張感のある公式戦の舞台で戦わせていただいたことに感謝します。運営に携わられた皆様には本当に感謝です。ありがとうございました。振り返ればこの新人戦の敗戦は2試合。沢山の試合をこなした中での2試合でした。この2試合が我々にとっては致命傷でした。決勝トーナメントの上か下へ進むかの分水嶺、そしてクラブユース選手権のシード権を獲得を出来るかどうかの試合。もちろん試合には相手があり、我々の良さを消す為に戦って来るのは当然ですが、それだけではない部分で、我々の内容が余りにも悪いものでした。一旦、負の時間を作ってしまえば、声も足も止まり、ミスにミスが重なり、パニックになってプレーに意図がなくなり、その時間が失点するまで終わらないという流れが何度も見受けられました。勝負所の緊張感と守備の部分で予想以上の弱さを見せてしまいました。勝利のメンタリティーは全く無しでした。要因は精神面。只の根性論になっても仕方りませんが、そうは言っても弱すぎました。青ざめたままピッチに彷徨う姿が印象的ですらありました。勝利への執念と覚悟の力が足りませんでした。選手自身がどうすれば良いかを自身で考えて生み出せませんでした。そのへんの機微も習得する必要はあるように感じますが、それを越えたレベルで、ただただ頭真っ白の状態に陥ってしまいました。指導者の姿勢から問われているのでしょう。猛省して、精進します。精神面、課題です。また今大会は自陣での運び、相手コートへの侵入に関しての戦術的な違いを意識して構築してみましたが、上手く行って先制点を取るケースは多かったですが、そこからは保守的に守りに入ってしまって、狙った形がなかなか出せないという点がありました。ここは勝敗のバランスを見れば難しい所ですが、より良いものにする為の学習・判断材料になったと思います。そして、常に一番の命題である「個の力」に関しては、まだまだでした。まだまだです。それが今回の結果の証左なのでしょう。相手に「コイツにやられる!」という恐怖を植え付ける程の個の力はまだ身についていません。もちろんこんなことは簡単ではありませんが、そこの育成にチャレンジ出来ることがセンアーノ神戸の良さ。更なる武器の錬成に励みたいと思います。もちろん時々は発揮出来ていた様にも思います。例えば今日のゴールは個の力で取りきりました。良い仕掛けでしたね。また、大会期間の準備中・期間中も充実したものではありませんでした。士気を削ぐ事態、楽しみな選手の骨折、選手間のトラブルで大説教、大事な試合前にインフルエンザや練習中の負傷など「これでもか!」と言わんばかりの荒波が押し寄せて来ました。所謂オフの面で課題が浮彫の大反省です。もちろんダメなことはダメですし、準備不足は準備不足、不運はあくまで不運です。それでも何に付けても順風満帆はありえないのも世の常でしょう。例えば、メンバーが欠けても今日の様に代わりの選手が大活躍すれば、それで済むことです。入念に準備出来る力と、想定外も織り込み済みで対応出来る力と両面で充実が必要です。そこも加えて個人がより強く、上手く、逞しく成長していくことを目指して、また平日練習から取り組んで行きたいと思います。また最初のミーティング通り「なにくそ」と這い上がりましょう。来月にはリーグ戦も開幕です。サッカーはやはりリーグ戦が相応しいスポーツです。今大会の悔しさをまずはこちらで晴らして行きましょう!

本日対戦いただきましたサルパFCの皆様、また大会期間中に対戦いただいたチーム関係者の皆様、ありがとうございました。最後になりましたが、早朝から夕暮れまで様々な時間と場所で戦って来た新人戦でしたが、選手のお弁当を準備したり、勝っても負けても温かい声援を送っていただいたりと、ご尽力いただきました全ての保護者の皆様にも感謝申し上げます。ありがとうございました!