U14 兵庫県クラブユース新人戦 岡山・竹内

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■2014年12月21日(日)
■カネディアンアカデミィグラウンド(人工芝)
■30分ハーフ
vs兵庫FC
1-1(前半1-0)PK (前半3-4)

■折角の幸先よく取った先制点も、一旦空気が悪くなると全く盛り返せず、後は試合終了まで悪いままでした。余裕の無い、悪い時のサッカーがまた出てしまいました。悪くなると普段はやらないミスも連発です。ボールが収まる所が無く、周りの関わりも無く、あってもそこを使わないという情けないものでした。後半はひたすらに押し込まれ、局面の1対1も負けばかりで、まとまりを感じるプレーが少なかったです。そして一番の問題はそんな空気をはね返す程の精神力がある選手が全くいないということでした。使い古されたフレーズですが「リーダーがいない」ということです。勝利のメンタリティを持ち、皆に信用され逞しく、状況に合わせた正しい判断が出来て、チームを導ける選手がどこにもいません。的確な指示も出せず、ただ仲間に「声出せよ!」としか言えないようではレベルが低いです。中学生後半以降のサッカーは、ベンチから指示が出て、それを聞いてから動き出しても、間に合う様なプレースピードではありません。だからこそ、より一層自分の判断が大切なのです。にも関わらず、意図が無い、周りの重い空気と惰性に流されたプレーばかりでした。負けはいつでも苦しいものですが、今回の敗戦はいつもよりダメージの大きいものでした。ただ、これは起こるべくして起こった結果です。新人戦の期間、つまり準備期間も含めて、サッカーも、サッカー以外でも、幼稚、無責任、準備不足、自己管理の無さ、心の弱さに負け続ける情けない事態が沢山ありました。そのレベルで自立した選手と言えるでしょうか。自立していない選手が、自分の豊かな発想や判断でプレー出来るでしょうか。心も技術も成長が見えません。低レベルな判断のプレーを続け、次の日にはまた同じプレー。指摘しても、練習しても、相変わらず。ベンチで見ていて、新人戦の各試合で「あいつ、成長したなぁ〜」という感想がほとんど沸き上がって来ていません。良い時だけ偉そうに声を出して、不利になると青ざめて黙ってピッチを彷徨うだけの姿を見て「また、今日も駄目だぁ〜」と苦笑いを浮かべてばかりです。言い訳は無し、これは全ては指導者の責任です。そして味わった全ての悔しさは良い経験と反省材料です。危機感を持って、選手と共に大きく変わらなければならない時が来た様です。「百折不撓」まだ終わるわけには行きません。嘆くのも、諦めるのも、歩みを止めるのも来年の高円宮杯の最終戦に負けてからにします。意識改革をしながらも、大事なことを更に大事にして、犠牲をいとわず、不断の努力を続けたいと思います。新人戦最後の試合がまた中1日で控えています。最後は何を得て終われるでしょう。その答えを見つけて次に繋げたいと思います。

本日対戦いただきました兵庫FCの皆様、沢山の応援に来ていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。