U10 第6回関西スーパーカップ第47回兵庫県少年サッカー大会 大木・野口・関

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■2014年11月15日(土)
■明石海浜公園グラウンド
■20分ハーフ

vs西宮SS
0-1(前半0-0)

(大木)
ライオンズ杯の決勝が終了してから今日を照準に準備してきました。保護者皆さんにはわがままも言いました。子供たちには厳しい言葉もかけました。しかし、保護者皆さんはいろんな協力をいただきました。子供たちは夢を持って取り組んでくれました。子供たちは負けたくない!という気持ちで最後まで戦ってくれました。
朝から硬い表情の子がいました。同点のハーフタイムでうまくいかないことに悔しくて泣いている子がいました。終了のホイッスルの瞬間ベンチで共に戦った子たちは全員うずくまりました。日頃はめったに喜怒哀楽を見せない子が終わった後もずっと大泣きしていました。キャプテンの涙のあいさつの後、みんなで泣きました。ここまで夢を持って取り組んできたからこそ、全部生まれた素直な感情でした。
関コーチがユニバーで数人の子たちがトレシューだったことに気づいて、その子たちに「県大会ではスパイクをはこう!」と言ってくれました。その中の何人かの子たちは100回を超えて、ピカピカのスパイクを自慢げに見せてくれました。「100回いった!」と報告メールを夜にくれた子もいました。私自身、そのスパイクを履いてピッチに立たせてあげれなかったことに申し訳なく思います。そして自分たちのサッカーをほぼさせてあげれなかったことに悔しく思います。
ただ一方で、だからこそ、私の中に強い志と覚悟ある決意が生まれたことも間違いありません。そしてそのための自分たちの課題が見えたことも間違いありません。この経験を必ず次への肥やしにしなければなりません。そう感じることの出来た1日だったと思います。

子供たちへ
本当に悔しかったね。コーチも悔しいです。でも、みんなのサッカーは本当に魅力的です。今日もいろんな方から「うわさは聞いてるよ!」と言われました。自分たちで考えて自分たちで作るサッカーは本当に素晴らしいと思います。今日、それができなかったことがなぜかをしっかり整理して次に進もう!

保護者皆様へ
ここまで本当にサポートありがとうございました。いつも私の急なお願いを受けていただけるからこそ、子供たちへの指導を心地よくさせていただいています。本当に感謝しかありません。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

神戸のチーム関係者の方や子供たちの出身チームの監督さんからたくさん激励をいただきました。3年生や5年生の家族皆さんが活動ある中、応援に来てくれました。2回戦を信じて5分後の出発準備をいただいていた5年生の保護者の方もいたようです。メールもたくさんいただいていたのに返信できずで申し訳ありませんでした。本当にいろんな方に応援いただきました。この場を借りてお礼をさせていただきます。
ありがとうございました。

(関)
本当に悔しい一戦でした。私たちは選手たちのこれまでのがんばりを見てきました。健気に毎日毎日、毎試合毎試合、努力を積み重ねてきました。高いレベルを求められて、理想とする形と現実のギャップに悩み追い込まれて、厳しい試練や要求にも必死に応えてきた選手たちの気持ちやサッカーに対する情熱も知っているからこそ強く思うのが、なぜ我々の夢や想いや努力が報われなかったのか。ものすごく疑問に思いますし、ただただ悔しすぎます。本当に長いスパンでこの大会に向けて自分たちに嘘の無い厳しさを持って準備をしてきました。しかし、その成長した姿や持ってる力を簡単には出させてくれないのが公式戦の県大会以降の怖さです。その怖さや見えない魔物のようなものを、この4年生の時点で身を以て体験できたことは長い目で見ると、ある意味幸せなのではないかと私は思います。この経験を2年後に絶対に活かさなければならない。悔しさを絶対に晴らさなければならない。そういったリベンジ精神を持ってこれからも歩みを止めないで欲しいです。この悔しい敗戦の後からの過ごし方が本当に大切です。
ピッチに立ちたくても立てなかったベンチの仲間たちやメンバーに入りたくても入れなかった仲間たちの想いやサポートを私たちは理解していますし、感謝しています。何よりも13期生を代表してピッチで戦った仲間たちは口には出さないですが、そういった全ての仲間たちの想いを一番理解しているはずです。選手たちの中で、そういった仲間たちの熱い想いを背負いながら、立派に戦いきってくれたことに13期生担当コーチの私の方からも感謝します。ありがとう。
これから13期生のまた新しい旅路の始まりです。もっともっと高いレベルで競争をしてほしい。一人一人がサッカー選手として、人として強くなることに対して貪欲に頑張っていってほしいと思います。私もこれからも熱い想いを持ってサポートさせてください。一緒にがんばろうな!
最後になりましたが保護者の方々、たくさんのご協力いつも本当にありがとうございます。皆様と共に素晴らしいチームでありたいです。これからも一緒に夢を追いかけたいと感じています。本当にありがとうございました。

(野口)
この大会を目標に選手達は本当にひたむきに頑張ってきました。照準を合わせてしっかりと準備し、神戸市代表として臨んだ県大会でしたが、残念ながら悔しい敗戦となりました。これまで夢や目標を持って、本気で取り組んできたからこそ選手達にとってこの舞台は様々な想いがあったかと思います。終了の笛がなり、厳しい現実と向き合う中で溢れ出た感情はこれまで目標を共有して必死に頑張ってきた証拠でもありました。一発勝負のトーナメント、今回はこれまでの過程で培った力を発揮しきれなかったかもしれません。13期生達の力やこれまでの取り組みを知っているだけに、改めて公式戦の難しさも感じます。ただ、長い目で見ればこの悔しい経験は必ず未来へ繋がる貴重な経験であったと思います。しっかりと整理して、新たな目標へとみんなでチャレンジし、また成長した姿でこの舞台へ戻ってこれる様に取り組んでいきたいと思います。
保護者の皆様、いつもたくさんの協力を頂き、素晴らしいサポートに心から感謝致します。選手・スタッフ、成長を目指してさらに精進して取り組んでいきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願い致します。本当にありがとうございました。