U12 釜本サマーサッカーフェスティバル 大木・和泉

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■2014年8月11日(月)
■履正社医療スポーツ専門学校茨木グラウンド
■15分ハーフ×5試合

【予選リーグ】
vsフィオーレ大阪吹田FC(大阪府)
5-0

vsASラランジャ京都Rio(京都府)
1-0

【準々決勝】
vs宮JSC(和歌山県)
4-0

【準決勝】
vsヴィエントFCとよの(大阪府)
0-1

【3位決定戦】
vsASラランジャ京都Rio(京都府)
1-1(PK8-7)
12チーム中、第3位。

(大木)
準決勝で負けた瞬間の子供たちの表情を見て気づかされました。少年サッカーは子供たちが主役なはずが、私たちの勝手な思い込みで彼らは試合をしていたのかもしれません。初戦から子供たちは何か、迷いを感じながらプレーしていました。特に攻撃の選手たちからクリエイティブさはなく、勝って1位通過しながらも何かしっくりきませんでした。初戦から明らかにフィジカル的にもメンタル的にも良い状態ではありませんでした。「勝ちたい!」と心から湧き出す思いを感じることはできませんでした。今から思えば、どこか迷いやエゴやサッカーの試合に集中できない不安定なメンタリティでのサッカーがそこにはありました。「勝ちたい!勝たせたい!」と思っていたのは私たち大人で子供たちは心の底から思っていなかったのかもしれません。そのような状況になっていることに気付けなかった、そのような思いに出来なかったのは私の力不足です。そのような状況の中、「清水チャンピオンズカップという舞台で経験させたい!」という私の勝手な思い込みがあったように思います。今日は素直に指導者として考えさせられる1日でした。

チームの今の状態は明らかに底の状態です。しかし、これを私たちが強引に引っ張り上げたところで、また落ちていきます。自分たちから「上を目指したい!」「違う世界をもっと見たい!」と思い、彼らが工夫・行動しだすのを私は静かに待ちたいと思います。子供たちの這い上がる力を待ちたいと思います。もしかしたら、それが9月に間に合わないかもしれません。もしかすると卒団してしまうかもしれません。しかし、子供たちのサッカーである以上、子供たちを信じて待ちます。そしてそのきっかけとなるヒントを伝え続けていければと思います。次に彼らと出会う今治を静かに待ちたいと思います。

最後に今回、大会に参加させていただいた釜本企画の皆様、本当にありがとうございました。私たちの世代のスーパースター釜本邦茂さんにお会いできたことに感謝したく思います。

(和泉)
今回、清水チャンピオンズカップに繋がる釜本杯という良い大会に同行させてもらいました。このチームの試合を見るのは、応援で見に行かせてもらった全日での試合ぶり二回目でした。私は、全日での試合で応援をしながらこのチームに魅入ったのを覚えています。サッカーの技術だけではなく、ひたむきに走り、一生懸命ボールに向かい、闘う姿勢というものを見たからです。今大会で選手各々が試合にかける意気込みや勝ちたいという気持ちが全日と比べてみてどうだったのか。
監督や保護者の方、コーチはあくまでサポートで実際にプレーを行うのは選手である子供達です。彼ら自身が自らの意志で動き出さなければならないときもあります。それが今なのかもしれません。夏休みが終わるとすぐ公式戦が待っています。これから体と心をどれだけ準備できるかが大事になってくると思います。夏休みと遠征で成長して、また素晴らしいプレーを見せてくれると信じています。

本日も、応援に来てくださった保護者の皆様ありがとうございました。
また、大会に参加させていただいた釜本企画の皆様ありがとうございました。
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