U12 第38回全日本少年サッカー大会兵庫県大会 2日目 大木・甲本

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■2014年6月21日(土)
■みきぼうパークひょうご 球技場 天然芝コート
■15分ハーフ×3試合

【準々決勝】
vs大和キッカーズ(北摂代表)
2-1(前半0-0)

【準決勝】
vsヴィッセル神戸(神戸代表)
0-2(前半0-0)

【3位決定戦】
vs兵庫FC(東播代表)
0-1(前半0-1)

★兵庫県下346チーム中、第4位!

(大木)
11歳・12歳の子供たちにとって、試合に出場・応援関係なく、全員で1つの目標に向かって真剣に戦った、過去にない濃密な1日だったと思います。おそらく、子供たちにとって、これから続く長い人生の中で『今日』という1日は一生涯忘れない瞬間になったと思います。入場で流れるアンセムと同時のドキドキ感、試合の合間の一息つくバナナのおいしさ、仲間からの大声での応援歌に震える体、失点した瞬間のくやしさ、得点した瞬間にこみあげてくるもの、そして負けた瞬間の何とも言えない失望感。
だからこそ、「兵庫県下346チームでこの場の空気を味わえるのは8チームだけ、そんな贅沢を自分たちでつかみとったんだから1日を思いっきり楽しもう!」と子供たちには伝え、1日が始まりました。

初戦は今週に確認したことをしっかり発揮でき、狙い通りに試合を運べましたが緊張からのミスによるピンチや相手の素晴らしいフリーキックでの失点があり、難しい試合になりました。しかし、選手たちはその後、落ち着いて試合を運ぶことができたことが決勝ゴールを生みました。
そして、準決勝は何度も何度も対戦している相手。お互いをよく知った中での試合でしたが今回は私たちが少し戦い方を変更してのぞみました。選手たちは我慢強く実行し、試合はほぼプラン通りに進み、後半序盤に立て続けに決定機を作ることもできました。しかし、後半半ばに警戒していた形で失点。落ち着かない状況にさらに失点を許し、残念ながらベスト4で終了しました。

この2日間は本当に厳しい試合が続きました。緊張からなかなか得点できなかった初戦。決勝ラウンドに進むために得失点差を考慮しながら進めた2戦目。全勝同士の3戦目は逆転を許し、ラストに追いつく劇的な展開。準々決勝も後半、追いつかれる展開。そして準決勝・・。
どの試合も気を抜くことが全くできない試合が続きました。そのような中で選手たちは常に最後まであきらめない心を持って戦ってくれました。苦しい空気や状況でもいつも仲間を信じ、乗り越えてくれました。そんな姿にたくさんの方の心が動きました。
『観ている人の心を動かすサッカー』というセンアーノ神戸のサッカーをしっかりピッチで表現してくれた選手たちを私は誇りに思います。そして子供たちに感謝したく思います。

11期生のみんな・・・生まれて11年、おそらく、生まれてから最も喜びを爆発させた2日間であり、最も泣いた瞬間だったと思います。それはここまで本気で仲間と共に苦しいことに挑み、厳しい所に自らが身を投じて得た経験だったからです。しかし、みんなの人生は私と違い、まだまだ先は長いし、開けています。だからこそ、この2日間を思い出すのではなく、この2日間までのプロセスをこれからも思い出してほしいと思います。仲間と共に泣いたり・けんかしたり・大声出したりしたことをです。
そしていつも支えてくれた人がまわりにたくさんいたことも忘れないでくださいね。

ここまで本当に多くの方に支えていただきました。映像、補食、備品、移動、応援・・・11期生の保護者のK代表を中心に子供たちのために懸命のサポートをいただきました。10期生保護者の方も2週連続でたくさんの方が応援に来ていただきました。12期生の保護者の方からは手の込んだバナナを差し入れいただきました。13期生・14期生も選手たちだけではなく、たくさんの保護者皆さんが応援に来ていただきました。私以外のジュニアスタッフにも全力でサポートいただきました。本当に多くの方のサポートに何不自由なく、万全の状態で試合ができましたことをお礼申し上げます。また、協会関係者の方々、レフリーの皆さんにも感謝しなければなりません。皆さん、本当にありがとうございました。

(甲本)
試合出場機会のあるなしに関係なく、センアーノというまとまりあるU12を見ることができました。
先週の予選から気を抜けない戦いの中、出場選手たちは相手とぶつかりながらも痛みに耐え、自らピッチを去る姿はありませんでした。控えの選手達も自分にできることを探し、準備もしっかりできていました。応援団は仲間の勝利のために大声でサポートしてくれ、アップ時にはボール拾いや荷物の管理などいつも以上に周りを感じることができていました。
センアーノの後輩達もバスの中では「応援緊張する」「一番前でやりたい」「コーチ今日勝つよね」などこっちにまでワクワク感が伝わってきました。結果としてはベスト4でしたが、帰り道でも「自分達もあそこでやりたい」「かっこよかった」「みんなで頑張ろう」などぼんやりとかもしれませんが全日を身近に感じてくれたようでした。
U12の選手達、たくさんのチームと試合をし自分達の良さも再確認できたのではないでしょうか。それ以上に対戦相手に大きい選手、速い選手、テクニカルな選手を見て感じたことによって慢心することなく各個人がパワーアップしていきましょう。
応援に来てくださった保護者の皆様、カテゴリーを越えて応援頂いた保護者の皆様、先輩、後輩達、本当に苦しい場面で助けられました。暑い中熱い応援ありがとうございました。

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