U9・U10 トレーニングマッチ 大木・関

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■2014年5月4日(日)
■20分1本×8試合

vs多井畑FC
3-1、3-1、0-1、4-0

vs東舞子SC
1-1、2-1、1-4、0-2

(大木)
今日は14期生を昨年の夏以来に担当しました。2日後のカップ戦を想定して様々な部分にアプローチしました。特に守備部分は現時点では戦える状況にない状態でしたので特にクローズアップしました。正直、まだまだです。先月半ばのトレーニングマッチに比べ、少し戦っていましたが、私の物差しでは何か物足りなさを感じます。グループで守る部分、個での局面、共に全く原則を理解できていません。今から、少しずつ構築していこうと思います。逆に攻撃は素晴らしかったと思います。格上相手にもしっかりポゼッションできていた場面も多くありました。意図を持ってボールを動かし、しっかり考えプレー出来ていました。特に経験ある選手たちが狙いあるプレーを連続していたのは本当に良かったと思います。
ただ、残念だったのは、経験ある選手たちが上の学年で学んだり経験してきたことができなかったことです。途中、押し込まれる厳しい場面で経験途上の選手たちが苦しんでいる状況で経験豊かな選手たちは仲間に対して何もできませんでした。チームに仲間のために「励まし・コーチング・盛り上げ」というようなこれから必ず強くなっていくために必要なことをやれる経験ある選手の中からいなかったことが残念でした。
途中から少し小さいながら指示も生まれていました。考えていれば必ず指示が生まれるはずです。
この部分も6日の試合でチャレンジしてほしいと思います。今日の状況なら十分に活躍できる可能性を感じます。頑張ってきてくださいね。

(関)
上手くいかないところから立て直そうとする姿勢、選手たちで考えて試行錯誤する過程を見ることができたと思います。
初めはせっかく奪ったボールもすぐに奪われてしまう展開が続き、攻撃に関しても守備に関しても見ているところやポジショニングが良くない状態でした。特にボールを受けるときや守るときの選手同士の距離だったり、パスの優先順位がゴールから遠いところが一番になってしまって相手からすると怖さの無い失敗を怖がったサッカーになっていたり、体の向きや動き方であったり、このようなところを一つ一つ考えて見直していく、その繰り返しだったと思います。
最後の試合ではボールが無いときの良い動き出しや周りとの関わりが増え、攻撃では相手と相手の間にポジションを取り、その間を意識した縦パスもよく通りゴールに近いところでのプレーが増えていました。ボールを奪ってからの一本目のパスを丁寧に繋げることの大切さも改めてよく分かったのではないかと思います。攻撃でも守備でももっともっと周りを感じれる選手が増えていってほしいと感じました。仲間への声かけや盛り上げ方、そんなところは以前見たときよりも少し成長を感じました。
これからもなんとなくでは無く、一つ一つ意図のある丁寧さ、その部分に本当に強くこだわっていきたいと思います。