U13 第16回兵庫県中学生(U-13)サッカー選手権大会神戸市予選準決勝 岡山・津島

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■ユニバー記念球技場
■25分ハーフ+延長5分ハーフ
vs神戸FC
1-1(前半0-0)  延長0-0(延長前半0-0)
P.K.戦(3-4)

■ドリームステップグラウンド
■20分×3本
vs三宮FC
4-0、3-0、6-0

■連日の選手の大緊張の中、戦って来た公式戦も、今日で最高潮を迎えました。素晴らしい会場とピッチ、神戸を代表するレベルの対戦相手、両チームの応援団を含む多数の観客、憧れのスーパースターのおかげで着用出来るチームユニフォーム、勝てば県大会出場という次の舞台への権利、これ以上無いという付加価値の付いた大一番を経験出来た一日でした。まずは、もうそれだけで、関わりいただいた全ての皆様に感謝したいと思います。試合前には「苦しくない時間は一瞬も無いよ。苦しいことから逃げないで。苦しもう!」と選手に伝えましたが、その言葉通りの試合で、前後半・延長・P.K.戦と、その全てで苦しみ抜きました。振り返ってみて、試合での鍵は月並みですが「準備と練習」でした。基本の戦い方は練習して来た通り、試合への臨み方やP.K.戦の準備も練習したもの、得点を奪った形はまさに練習通り、失点した形はセットプレーの中でも練習を出来ていなかった部分、相手に通用した部分はいつも練習していること、相手に主導権を握られた所はあまり練習していない要素、そして延長でもタフに戦えた部分は、ここ最近の中で備えて来たことでした。このタフに戦えた部分は、この1ヶ月で最も成長した所です。本番を見据えた冬の遠征では、選手曰く「本数を聞いて目ン玉が飛び出す」ほどダッシュを走って貰い、いつもより沢山走って来ました。延長戦でも、最後まで走り負けなかったことは選手の頑張りの成果でした。P.K.戦に関しては「P.K.戦はサッカーではない」という意見もありますが、これも兎に角も準備、我々もある程度は前もって蹴る選手を決めていましたが、その選手が既に交代していた為、急遽代役を張るということで『誰か蹴りたい奴はいるか?』と聞きましたが、勇気を出して「僕が蹴る」と言ってくれた選手がいました。それはつまりコーチが指名するのではなく、自ら責任を負ってくれる選手がいたということです。最後の最後まで勇敢な選手達を見て“もう、これなら文句なんか無い。良くやった。胸を張って帰ろう。P.K.戦で負けた所で何だってんだ”という気持ちにさせてくれました。濃密な試合。今日は本当に胸を張れる内容でした。センアーノ神戸らしいサッカーが披露出来ました。シビれる手応でした。ただ、そうは言っても、P.K.戦になる前に勝てなかったことで、全然、満足はしていません。一年生で県大会に行けるのはこの大会が最後。だから、勝ちたかったです。これはもう、来年、取り返します。来年の新人戦では「あの時、余程、悔しかったんだろうな。それが伝わって来るよなぁ」と感じて貰える様なプレーの質と結果で、成果を見せたいと思います。

本日準備・審判等でご尽力いただきました各チーム・学校の先生方、対戦いただきました神戸FCの皆様、スタッフや子ども達にとって安全で楽しく、有意義な活動をさせていただきました。ありがとうございました。また今日も、大勢の保護者の方々に応援に駆け付けていただきました。いつでもそうですが、自分の子どもが試合に出る・出ないに関わらず沢山の保護者の皆様に応援に来ていただけたことが本当に光栄で、その器が大きくて温かくて思いやりのある姿は、子ども達を励まし、勇気付け、彼等の見本となる姿だと感動させられます。今大会期間中、スタッフも大いにその恩恵に預からせていただきました。この感謝の気持ちは、今後の子ども達の成長した姿として形にし、還元して行きたいと思います。今後もご支援を宜しくお願い致します。ありがとうございました。