U15 第47回兵庫県中学生(U-15)サッカー選手権大会決勝 小菊・岡山

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■三木総合防災公園(陸上競技場)
■35分ハーフ
vsFCフレスカ神戸 1-3(前半0-1)
※第47回兵庫県中学生(U-15)サッカー選手権大会 準優勝

■まずはセンアーノ神戸ユースが全国大会出場へあと1つの勝利の所まで辿り着いてくれました。いよいよあの胸躍る全国大会、Jリーグ下部組織を中心にした世代を代表する選手達との決戦の場まであと1つです。3年振りの全国出場へ挑んで下さい。応援しています!さて、我々も今日まで今大会を通じて、様々な経験をしながら決勝の舞台まで来ることが出来ました。素晴らしいスタジアム、最高のピッチ、応援や観客の入った滅多に無い貴重な試合でした。サッカーの持つ魅力を存分に味わうことの出来る舞台でした。本日の決勝戦は悔しい敗戦で、やはりスッキリしない気持ちを抱えています。タイトルを逃しました。ただ、当然、この悔しさを胸に秘めて、次の関西大会に思い切りぶつけてやろうと思っています。ここまで本当に長く険しい道程でした。どうにか最終日を終えて今大会を振り返って言えることは、関西大会出場や優勝そのものが今大会の目的や成果では無かったということです。選手達が緊張する試合を体験出来たこと、試合のメンバーに入れない、短い出場時間に全てを出し切る、嬉しくてピッチで抱き合い転げ回ったこと、悔しさから涙を流したこと、そういった経験をこの短い中学年代の集大成として味わうことこそが目的で、まさにそういった経験により、何より人間としての成長や進歩をしてこれたことが最大の成果だと言えます。今大会の結果は準優勝です。この結果そのものが良いものなのか、残念なものかの判断は見て感じる人に委ねられています。ただ数字を並べ立てて「勝った負けた」を論ずるのはいささ不毛で矮小です。いわれの無い批判や穿った推測が入り込む余地も全くありません。努力が報われた思い、味わった悔しい思いをどう関西大会へ繋げるかが問われています。そしてまたそれ以上に、得た経験を今後の人生に活かせるかが、本当の真価として問われているのだと思います。そして嬉しいことに、我々には学んだことを活かせる場所がまだ残っているのです。関西大会までに様々なチャレンジが出来る時間があります。悩み、もがき、苦しむことをいとわずに、チャレンジして行きたいと思います。

大会関係者の皆様、本日対戦いただいたFCフレスカ神戸の皆様、今大会対戦いただきましたチームの皆様、本当にありがとうございました。また今大会ではベンチ入りが出来なくとも、試合に出られなくとも、仲間に声を掛け続けてくれる選手がいました。またその状況でも応援に来て下さる保護者の方々も沢山いました。スタッフ一同、頭が下がる思いです。素晴らしいサポートでした。保護者様の懐の深さとご理解があってこそ選手達は成長するのだと改めて痛感致しました。そしてその選手達が次への扉をこじ開けました。それは常に周囲の人々のご協力で達成出来たことです。本当にありがとうございました。とにもかくにも沢山のご支援をいただき、楽な試合どころか楽な瞬間も全くなく、張り詰めた緊張感の中で関西への道を切り開いことは素直に嬉しいです。そして秋の空気を切り裂いて全国出場を掛けた育成年代最後の力比べが始まります。また準備をして、挑みたいと思います。応援宜しくお願い致します。